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2001
-
6th ALBUM「ONE LOVE」リリース
2001.11.28
収録曲
01. ALL STANDARD IS YOU
02. WET DREAM
03. 嫉妬 (KURID/PHANTOM mix)
04. HIGHWAY No.5
05. Fighting Spirit
06. ひとひらの自由(JoHNNY's peace mix)
07. THINK ABOUT MY DAUGHTER
08. VIVA VIVA VIVA
09. Prize
10. MERMAID
11. mister popcorn
12. 電気イルカ奇妙ナ嗜好
13. STAY TUNED
14. 君が見つめた海
15. 夢遊病
16. Christmas Ring
17. GLOBAL COMMUNICATIONINFORMATION
REVIEW
GLAYの音楽性をもう1度見つめ直してみたかった。
優しくて、激しくて、新しくて、変わらないひと言でたとえるなら混沌。テーマに沿った曲が並んているのではなく、それ自体で完結する意志を持った一曲一曲か1つのテーマを構築していくGLAYのニューアルバム『ONE LOVE』は、そんな自由で力強い空気で満たされている。
「昨年ベスト・アルバムをリリースして、ちょうど時代も変わるときだったし、自分たちの中でリセット感みたいなものがあったんですね。そういう状況の中で、自分たちの音楽性をもう一回見つめ直してみようと。年末に新しいエンジニアと、何も決めずにNYのスタジオに入ってセッションしてとにかくやりたかった曲をみんなで持ち寄って、気に入ったらやろう、気に入らなかったらやらないっていう感じてスタートしたんですね。」(TAKURO)
「毎日かある種、GLAYの新しい一面を模索する実験だったというかその実験を繰り返したことで、例えば3分台の短い曲にすることだったりという、今回のアルバムの方向性か見えてきました。」(JIRO)
今までよりポップさがずっと力強くなったなって。
全18曲。あえてテーマを絞らずに、やりたいことをやるという自由な空気の中で見えた、新しいスタイルとサウンド。しかし、その変化はGLAY
というハンドのイメージを大きく覆すものではなく、垣根を1つ取り払った分だけ世界観が広がったというような範暗に留められている。
「実験的な要素は曲の一部で収めようとしているからだと思います。自分たちの“これはいいよね”っていう感じよりも、リスナーが聴いたらキツイだろうなっていうのをまず考えちゃうんで。」(JIRO)
「そういう作業をこなしたことによって、逆に今までよりポップさがすごく力強くなったなってすごく簡単なアレンジなんだけど、それを作品して送り出す勇気というかそういうところの迷いもなく、どんどん力強くなってきた。」(HISASHI)
ポップさとアレンジの妙。そのバランスの揺れ幅を極限まで広げた結果、聴くたびに新しい発見のある奥深い作品が完成した。
人とのつながりや愛や希望に対する期待がGLAYの根本、そんな新作のタイトルを飾る『ONE LOVE』。4/25リリースのシングル「GLOBAL COMMUNICATION」にも登場する言葉だ。
「18曲の世界観は、必ずしも愛に言及しているわけではないですけどね、でも、やっぱりGLAYの根本にあるものは人と人とのつながりだったり、愛や希望に対する期待だったりっていう。オレは、GLAYの歌はそういうふうに広がってほしいなって思ってて。」(TAKURO)
「愛情を向ける方向を示すわけでもないけど、オレたちはこういう気持ちでやってるんだってことを見てもらえればいいんじやないかなってそれに賛同できる人が音楽を聴いて感動してもらったり、考えるきっかけになってくれたりっていうところでそこからどんどん始まってくれたらうれしいなって。」(TERU)
この希望と新しい魅力にあふれた『ONE LOVE』を携えてのドームツアーがまもなくスタートする。
そこでまた、間違いなくたくさんのコミュニケーションが生まれるはず。『ONE LOVE』がいつか目に見える形として現れることを信じて。MEMBER'S COMMENT
GLAY EXPO 2001終了直後のインタビューより
TAKURO
「何かに挑む姿勢がテーマになると思います。いままではしんどいニュースをリアルに歌ったりしてきたけど、悲しい気持ちをいかに前向きにできるような曲になるか、を目指していきたい。」
JIRO
「アルバムは、ぶっとんだアッパー系の曲が多いです。『GLOBAL COMMUNICATION』のマインドのように“チマチマしてるんじゃなくて、パーツと世のなかに飛びち散れ!”みたいな感じ。音の感触としては、「STAY TUNED』のような抜けた感じが近いと思います。」 -
GLAY PHONE PRESENTS GLAY SPECIAL LIVE"ワンゼップ大阪"
2001.12.10
GLAY PHONE PRESENTS GLAY SPECIAL LIVE"ワンゼップ大阪"をZepp Osakaで実施
【開場18:00/開演19:00】
GLAY PHONEユーザー限定ライブ。
ガレッジセールがゲスト出演。ライブの模様はガレッジセールのレギュラー番組でオンエア。
セットリストなど詳細はこちらINFORMATION
SET LIST
1. ALL STANDARD IS YOU
2. WET DREAM
3. 嫉妬
4. HIGHWAY NO.5
《MC》
5. Fighting Spirit
6. ひとひらの自由
7. THINK ABOUT MY DAUGHTER
《MC》
8. VIVA VIVA VIVA
9. Prize
10. MERMAID
11. mister popcorn
12. 電気イルカ奇妙ナ嗜好
13. STAY TUNED
《MC》
14. 君が見つめた海
15. 夢遊病
16. Christmas Ring
《MC》
17. GLOBAL COMMUNICATION
ENCORE(withガレッジセール)
1. 道産子シーサー
2. ENJOY PLAY 2001 Oltanative remix 賀来千賀子 ver
3. COME ON!!REVIEW
GLAY PHONEユーザーを対象として行なわれた、Zepp Osakaでのツアー前恒例ライブ。この日は、スーツ姿でビシッと決め、♪逢いたくて 逢えなくて~とアカペラで歌う『Way of Difference』のCMが話題のガレッジセールのTV特番『Gallage Vanguard ・』(昨年末に放送)の収録が行なわれるという、スペシャルライブとなった。
12/10 Zepp Osaka
16時45分からリハーサルが始まり、1曲目の『STAY TUNED』が終わると、ステージ後方で見学していたガレッジセールの2人が「おはようございます。今日はよろしくお願いします!」と大声で挨拶。そんな2人に「歌詞覚えましたか?」とTERUが聞くと、「覚えました。踊りもバッチリなんで、演奏の方間違えないで下さい」とゴリさん(笑)。『ALL STANDARD IS YOU』『WET DREAM』『嫉妬』と、ライブの曲順通りにリハーサルが進む中、ガレッジセールの2人も準備運動&踊りの練習を開始。今回はかなり激しい踊りがあるらしく、歌いながらその様子を見ていたTERUも「クルクル回ってすごいね」と感心している。そして『Christmas Ring』が終わり、「ガレッジセールさん、お願いします」と舞台監督の増渕氏から声がかかると、大声で「はい、お願いします」と言って、キビキビとステージまで走ってくる2人。ステージ上で段取りや立ち位置の説明を受け、「いろいろいじって下さい」とのTAKUROの言葉に、「余裕があったら…」と弱気なゴリさん。しかし、そんな緊張している中でも「GLAYさん意識してスーツでキメてきたんですけど、非常にラフな格好で非常にとまどっています。それでは聴いて下さい。『とまどい』」と(笑)、ボケることも忘れないところがさすがだ。その後とりあえず合わせてみることになり、まずはTAKURO作曲、ゴリさん作詞の新曲『道産子シーサー』をやってみるGLAY&ガレッジセールだったが、「フーッ! かっこいい」(TAKURO)、「かっこいい」(JIRO)とメンバーも大絶賛。「一生懸命練習してきました。大丈夫でしたか?」とちょっと心配そうに聞く2人だったが、メンバーから拍手が起こり少しホッとした様子。熱くなりすぎたのか、ゴリさんはマイクに顔をぶつけて口を切ってしまうというハプニングがありつつも、以前にTAKUROとHISASHIが作曲した『Enjoy,play』へ。歌い終わると「気持ちー!」と川ちゃんは一言。「リハーサルで夢が叶いました」という2人はすごく嬉しそうだ。さらに『COME ON!!』にもコーラスで参加することになり、18時22分にリハーサルが終了。かなり押してしまったため、楽屋に戻ると急いで準備を再開する。
そして19時10分、ガレッジセールの2人と一緒に円陣を組み、気合いを入れたメンバーはステージへ。1曲目の『ALL STANDARD IS YOU』の演奏が終わると、会場からは感動のため息と拍手が起こる。「みんなしっかり予習してるね」とのTERUのMC通り、『WET DREAM』『嫉妬』『HIGHWAY NO.5』では全員で大合唱だ。途中、会場のお客さんの具合が悪くなってしまうという緊急事態で一時中断したものの「俺達の目指すところは“GLOBAL COMMUNICATION”だったり“ONE LOVE”だったりするんで、みんなで協力し合って楽しいライブにしましょう」というTERUの言葉でライブは再開し、『GLOBAL COMMUNICATION』で本編は終了。アンコール前には、ネタ合わせに楽屋を訪れるガレッジセールの2人。「一緒に“ENJOY GLAY”(ガレッジセールの代表的なギャグ“ENJOY PLAY”の応用版)をやってほしい」とのこと(笑)。そしてアンコールでは、新バンド“GALAY”Tシャツを着たメンバーがステージに登場し、ガレッジセールの2人を呼び込むTAKURO。その後、GLAY&ガレッジセールの漫才トークが炸裂し、TAKURO作曲、ゴリさん作詞の『道産子シーサー』を披露すると、会場からは大歓声が! さらに、『Enjoy,play』『COME ON!!』と続き、会場にいる誰もが大満足の、まさにスペシャルなライブとなった。
ONE ZEPP大阪REPORTEPISODE
◆アンコールは新バンド“GALAY”で実施。
メンバーはメインボーカル兼リーダーのゴリ・ボンジュール(ゴリさん)、メインボーカル兼副リーダーのヒロキ(川ちゃん)、ボーカルのテルオ(TERU)、ギターの鼻キューピット(TAKURO)&そのまんまヒサシ(HISASHI)、ベースの銀焼酎(JIRO)、ドラムの色メガネ(TOSHI)、キーボード色違い(SHIGE) -
GLAY DOME TOUR 2001-2002 "ONE LOVE"
2001.12.13
12月13日より年をまたいでのドームツアーがスタート。INFORMATION
スケジュール
12月13日大阪ドーム
12月15日大阪ドーム
12月16日大阪ドーム
12月23日福岡ドーム(現ヤフオクドーム)
12月24日福岡ドーム(現ヤフオクドーム)
12月31日札幌ドーム (カウントダウン・ライブ)
2002年
01月05日ナゴヤドーム
01月06日ナゴヤドーム
01月08日ナゴヤドーム
01月11日東京ドーム
01月12日東京ドーム
01月14日東京ドーム
01月15日東京ドームEPISODE
GLAYの広告列車、九州を走る=特急では全国初のラッピング
JR九州は6日、鹿児島線で1編成(7両)全体を人気ロックグループGLAYのラッピング広告にした特急「つぼめ」などの運行を姶めた。特急列車にラッピングするのは全国初めてで、来年1月16日までの期間限定。
GLAYが12月23日、24日の両日、福岡ドームでコンサートを行うことにちなんだもので、JR九州が「明るいニュースが少ない中、夢のある話題を提供したい」と持ち掛けた。GLAYのリーダーTAKUROさんは1番列車を前に「旅にはたくさんの出会いがあり、GLAYの音楽に通じる」あいさつした。(時事通信)
カウントダウンライブでは公演が危ぶまれるアクシデントが発生した
12月30日に札幌入りする予定だったGLAY。
しかし、雪のため青森上空で東京に引き返すこととなった。一時は開催すら危ぶまれたが結局、当日31日に無事札幌入りを果たした。
この時の顛末は、2002年10月10日に発売された「夢の絆」(田家秀樹著)に詳しく掲載されている。