GLAY

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BIOGRAPHY

2006

  • 『GLAY ROCK'N'ROLL SWINDLE in Zepp Tokyo』Zepp Tokyoにてライブ

    2006.02.02

    GLAY ROCK'N'ROLL SWINDLE in Zepp Tokyoを東京・お台場Zepp Tokyoで2日間にわたり実施

    INFORMATION

    SET LIST
    01.ROCK'N'ROLL SWINDLE
    02.誘惑
    03.生きてく強さ
    04.FATSOUNDS
    05.coyote,colored darkness
    06.HEAVY GAUGE
    07.3年後
    08.BELOVED
    09.つづれ織り
    10.KISSIN' NOISE
    11.彼女の“Modern…”
    12.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    13.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    14.BEAUTIFUL DREAMER
    15.LAYLA
    -encore-
    01.winter again
    02.More than love
    03.ACID HEAD
    04.I'm in Love

    REVIEW

    2/2
    Zepp Tokyo初日終了
    超満員のZepp Tokyo。GLAY単独としては11ヶ月ぶりとなるステージ。
    平日ということもあり、客足はやや遅かったものの、18時40分には1階席はまったり見るスペースすらないほどの大盛況。
    19時5分、GLAYが登場すると、約1年分のフラストレーションを爆発させるかのように、Zepp Tokyo内は割れんばかりの歓声に包まれた。
    「久々に会えたということで、今日は思いっきり暴れるナンバーを用意してきました。」(TERU)と
    約2時間強、新旧の曲を取り混ぜROCK'N'ROLL SWINDLEの名に恥じないステージを展開した。
    ROCK'N'ROLL SWINDLEは、2/3 Zepp Tokyo 2/6からの武道館3DAYSと続く。

    ◆HISASHIのバースデイ・サプライズも
    今日はHISASHIの34回目の誕生日。ということでアンコールで、メンバーからのサプライズ企画が登場。
    最後の曲の最中、突如“HAPPY BIRTHDAY”の演奏とともに、天井からクス玉が!
    HISASHIを除くメンバーのHAPPY BIRTHDAYを演奏する中、会場を巻き込んだ“HAPPY BIRTHDAY”の大合唱、
    全長1メートルを越えるゼマティス(HISASHI愛用のギター)をかたどったケーキが登場と、2000人を越えるファン&スタッフ&メンバーで、HISASHIの誕生日を祝った。

    2/3
    定刻どおり19時にスタートしたZepp Tokyo2日目。
    アンコールを含め約2時間のライブの最中、何度も「お前ら、最高」と言っていたTERU。最後の曲を終了した直後にも、「本当にありがとう。最高の1日でした。」という叫ぶ。そしてJIROの「いくぜー」の声で、恒例の全員で手をつないでジャンプ。
    「ありがとう!」というTERUのシャウトが会場にこだまし、2日に渡るROCK'N'ROLL SWINDLE in Zepp Tokyoは無事終了しました。
    いよいよ6日からは武道館3daysがスタートする。
    (HSMS REPORT)
  • 『GLAY in BUDOKAN 2006 ROCK'N'ROLL SWINDLE』日本武道館にてライブ(全3公演)

    2006.02.06

    『GLAY in BUDOKAN 2006 ROCK'N'ROLL SWINDLE』日本武道館にて2月6日、7日、9日の3日間にわたりライブを実施。


    ROCK'N' ROLL SWINDLE特設サイト

    INFORMATION

    SET LIST
    01.ROCK'N'ROLL SWINDLE
    02.誘惑
    03.生きてく強さ
    04.グロリアス
    05.FATSOUNDS
    06.coyote,colored darkness
    07.HEAVY GAUGE
    08.3年後
    09.軌跡の果て
    10.BELOVED
    11.つづれ織り
    12.KISSIN' NOISE
    13.彼女の“Modern…”
    14.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    15.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    16.BEAUTIFUL DREAMER
    17.LAYLA
    -encore-
    01.winter again
    02.More than love
    03.ACID HEAD
    -encore 2-
    01.I'm in Love

    REVIEW

    武道館初日、終了
    武道館初日、無事終了しました。
    久々の360度ステージ。ライブ中に「やりにくい」と笑いながら言っていたTERUですが、この特殊なステージを目いっぱい楽しんでいたように見えました。
    ライブ前の気合入れの「今日はみんなの声が頭の上から降ってくると思いますが、体中で受け止めましょう」というTERUの言葉通り、ステージに降りそそぐ一万の暖かい声を、メンバーも目いっぱい楽しんでいたように思えます。

    ライブ中、アリーナから2F一番後ろ、正面、SB席とあらゆる場所に移動してステージを見ましたが、どこから見てもそれぞれ違った楽しみ方が出来ました。
    場所がらメンバーの後姿がメインになってしまうSB席ですが、一転ライブハウス並みにメンバーを近くで見ることが出来たりしますので、一長一短かもしれません。
    360度どこからでもビジョンを見ることが出来るので、2階席の方でもお楽しみいただけると思います。
    残すところあと2日です。


    2日目終了
    初日もすごいライブでしたが「右肩上がりのGLAY」(by TERU)だけに、今日もすごいライブを見せてくれました。
    張り切りすぎたのか勢いあまって、JIROが転倒したり、HISASHIの弦が切れたりというアクシデントもありましたが、それもある意味良いライブの証拠と言えるのではないでしょうか
    ライブ終了後のメンバーは、燃焼しきった心地よい疲労感に満たされた感じで、楽屋に戻ってきました。
    明日は、さらに右肩が上がったライブを見せてくれることでしょう。
    会場にこれない方は、WOWOWで“今のGLAY”を目に焼き付けてください。


    ROCK'N'ROLL SWINDLE全日程終了しました。
    会場に足を運んで体験した皆さん、WOWOWでのオンエアを楽しんだ皆さん、2006年のGLAYはいかがでしたか?
    ライブ直後だというのに、秋の新譜そしてツアーが待ち遠しいという方も多いのではないでしょうか。
    今日のライブにWOWOWのクルーがリハからGLAYに張り付いた映像を加えて再編集したものが、後日総集編としてオンエアされる予定なのでそちらもお楽しみに。()
    (HSMS REPORTより)

    EPISODE

    ■9日のライブはWOWOWにて生中継された
    ■実施に合わせて120秒の短編ムービー「Rebirth」を制作。TBS系「NEWS 23」のみで放送。下記DVDに収録。
    ■DVD情報

    このライブを収録したDVDは「Re-birth~ROCK'N'ROLL SWINDLE at NIPPONBUDOUKAN~」と題して2006年10月4日に発売された
    TOBF-5498 2枚組
    4,572+税
  • 『やまだひさしのラジアンリミテッドDX Re-Style LIVE Vol.3』Zepp Tokyoにてライブイベントに参加

    2006.02.27

    REVIEW

    Re-Style Live vol.3リポート
    2006年2月27日 Zepp Tokyoにて、Re-Style Liveが開催された。
    2003年10月27日の第1回以来、回を重ねて今回で3回目となるこのイベント、GLAYは提唱者のやまだひさしさんと並んで皆勤賞。
    GLAYとRe-Style Liveの関係は深い。3回とも出演しているということもさることながら、例えば第2回目を開催することになったきっかけが、「やまちゃん、2回目やらないの?続けなきゃダメだよ」というGLAYのメンバーの言葉だったり、あるいは第2回で明らかになったエコキャラバンカーを提供したのがGLAYだったりと、GLAYにとってもRe-Styleはライフワークのひとつになっているとも言えよう。
    クイズやトークなどイベント色の強かった第1回、ライブとやまだひさしさんの取材した映像の2本立てといった感のある第2回に比較し、今回はよりライブ色が強まったように思えた。
    とは言え、参加者のエコロジーへの意識がうすまったといいうわけではないだろう。
    「窓に断熱シートを貼りました」「冷蔵庫を開ける回数を減らしました」「学校でポタポタと水漏れしてる水道の蛇口を閉めてます」・・・笑いを交えながらやまだひさしさんが紹介した参加者のアンケートには、エコロジー意識が確実に根付いていることを証明している。知識としてのRe-StyleからRe-Styleの実践へ。今回掲げられた『Re-Styleって何』という原点回帰的なテーマにはそんな意味が込められている気がしてならない。
    そんなRe-Styleの趣旨に賛同し、今回のイベントに参加したアーティストは、VERBAL(m-flo)&Ryohei、伊藤由奈、DEPAPEPE、GLAYの全4組(敬称略)。
    開演時間から5分ほど遅れてVERBAL(m-flo)&RyoheiのライブからスタートしたRe-Style Live Vol.3。
    GLAYの出番は開演から2時間後の20時25分。

    3週間前に同じ会場で行われたROCK'N'ROLL SWINDLE in ZeppのオープニングSEに載って軽やかに登場した5人。定位置に着くとHISASHIのギターのイントロから“ROCK'N'ROLL SWINDLE”がスタート。今までのRe-Style Live同様アコースティック・バージョンを予想していたが、今回は思いっきりバンドサウンド。うれしい裏切りだ。
    「ずっとがんばってるやまだひさしと目の前のみんなに送ります」というTERUのMCでスタートしたのは、“BEAUTIFUL DREAMER”。エコ・ライフの実現という夢を追い続ける人が集まるこの場に相応しい選曲に、会場中も大ヒートである。あまりのヒートぶりに、TERUから「今日のGLAY、(ライブ時間は)短いけど、けがしないようにね」という言葉が出るほど。
    「いちばん新しい曲を歌います」という言葉からスタートした“LAYLA”が終わり、TERUがエコについての思いを語り始めた。
    「Re-Style liveは、今回3回目になりますけど、どんなことでも続けることに意味があります。今回もやまちゃんから出演依頼があったときには二つ返事で喜んで引き受けました。初めて参加した時は、TAKUROと2人で引き語りで参加したんだけど、音楽でエコロジーを表現するのはすごく難しいと思った。でも、あきらめないで考えてくことで、自分の意識も変わっていくし、みんなにもひろがっていくっていうことがわかった。
    去年はアコースティックで参加したんだけど、今回はぜひバンドでやらせてくれってお願いしたんだ。心にエコがあるから、いちばんメッセージを伝えることが出来るバンドでやらせて欲しいって。俺たちのライブを見て、何かに向かっていく強さを感じ取って欲しい。
    音楽を愛するように、バンドを愛するように、人を愛するように地球を愛するようになれば、夢は絶対実現します。そんな気持ちを込めて歌います」
    この日の“HOWEVER”はいつになく、思いのこもった静かな激しさを秘めた“HOWEVER”だった。
    “ROCK'N'ROLL SWINDLE”“BEAUTIFUL DREAMER”“LAYLA”“HOWEVER”、この4曲でGLAYのライブは終了した。
    「次回のRe-Styleで会いましょう」TERUの言葉を残して。

    そしてこのTERUの発言が、やまだひさしさんを悩ますことになる。
    ステージに登場したやまだひさしさん、
    「次回って・・・このイベント開催するの大変なんだから(笑)。じゃぁ次回は有料で。エコを実践して節約したお金でライブに来てくれ」と場内を沸かした後、
    「今回も環境省の主催でこのイベントはおこなわれてるんですけど、今回も見に来てくれています。紹介します、環境大臣の小池百合子さんです。」と、
    2階席でイベントを見ていた小池環境大臣を紹介。
    前回はステージと2階席とのやり取りだったが、今回は小池大臣をステージに上げることに成功したやまだひさしさん。
    「GLAYが次回またお会いしましょうって言っちゃったんですけど、どうなんでしょう」と小池大臣に水を向けると
    「お役所主催のイベントでこんなに盛り上がるイベントはないし、お役所主催じゃ普通GLAYは出てくれないでしょ(笑)。ぜひやりたいですね。」
    と、次回のRe-Style開催の確約を取ることに成功?TERUの発言で生じた悩みは早くも解消されることになった。
    ということで、Re-Style Live Vol.4でお会いしましょう。

    エコ・エピソード
    それにしても参加者のエコ意識が高まっていることを年々感じさせてくれるイベントだ。
    小池大臣の「みなさん、コンビニに行ったとき買ったものはどうしてますか?」という問いかけに、
    2000人が声をそろえて「マイバッグ」と叫ぶのは、爽快なものがある。
    その意識の高さに、顔をほころばせる小池大臣がここで提案。
    「みなさん、きょうはひとつお願いがあります。無料なんだからひとつくらいお願いしてもいいわよね(笑)。
     マイバッグもいいんですけど、日本の伝統でもある風呂敷を使って欲しいんです。
    (と首に巻いていたスカーフをはずすと、それは実は風呂敷!)
     この風呂敷はペットボトルを再生して作ったものです。もちろんコレじゃなくてもいいんですよ。
     おうちの中を探してみてください。風呂敷っていろいろな包み方があって便利なんです。」
    「これからは風呂敷がブームなんですね」(やまだひさしさん)
    「そうですよ(笑)」と小池環境大臣。
    クールビズをブームにした小池大臣。風呂敷もブームになること間違いなし?!
    (HSMS REPORT)
  • EXILE LIVE DVD 『EXILE LIVE TOUR 2005 ~PERFECT LIVE "ASIA"~』にGLAYxEXILEとして『SCREAM』ライブバージョンを収録

    2006.03.29


    EXILEライブDVD『EXILE LIVE TOUR 2005~PERFECT LIVE “ASIA”~』
    EXILE 4thアルバム「ASIA」 リリース。
    ※DVDには、GLAY x EXILE「SCREAM」ライブ・バージョン収録
    ※CDには、GLAY x EXILE「SCREAM」収録
  • TAKURO著『胸懐』文庫版、幻冬社文庫より発売

    2006.04.28


    2003年6月発売のTAKURO初の著書「胸懐」の文庫化

    INFORMATION

    <出版社宣伝コピー>
    最期の瞬間に、安らかに目を閉じるために。すべては幸福な、美しい人生のために―。大切な宝物GLAY、家族への愛情、恋人との別れ、詞と曲に込めた想い、音楽の可能性…。函館で育った久保琢郎として、ロックバンドのリーダーとして、日々、何に苦悩し、何に希望を見出しているのか。秘めた想いすべてをありのままに綴った、傑作エッセイ。
  • THE PREDATORS が、4月29日(土)ARABAKI ROCK FEST. 06に出演

    2006.04.29


    INFORMATION

    4月29日(土)HATAHATAステージ
    19:10~19:40に出演

    【セットリスト】
    1.Last Hunting
    2.Sleepy Dragon
    MC
    3.Recall me
    4.ムスタング ヒッピー
    5.Dizzy Life
    MC
    6.Rock'n'roll lay down(新曲)
    7.爆音ドロップ
    8.Lizard man
  • 33rd single「G4」発売

    2006.07.12

    収録曲
    01. ROCK'N'ROLL SWINDLE 
    02. 誰かの為に生きる
    03. 恋
    04. LAYLA





    「G4」特設サイト

    INFORMATION

    ◆ タイアップ情報
    誰かの為に生きる
    「JスポーツスーパーサッカーPLUS」
    (TBS系土曜深夜) エンディング曲
  • GLAY DAY SPECIAL 2006 HAPPY SWING ADDICTION 横浜BLITZにて開催。

    2006.07.31

    オフィシャル・ファンクラブHAPPY SWING会員限定ライブ

    INFORMATION

    【SET LIST】
    01.ROCK'N'ROLL SWINDLE
    02.BROTHEL CREEPERS
    03.SOUL LOVE
    04.誰かの為に生きる
    05.summer FM
    06.恋
    07.HOWEVER
    08.BEAUTUFL DREAMER
    09.ピーク果てしなくソウル限りなく
    10.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    11.誘惑
    12.LAYLA
    アンコール
    01.夏音
    02.SURVIVAL
    03.彼女の“Modern・・・”
    04.ACID HEAD
  • GLAY feat.KYOSUKE HIMURO「ANSWER」発売

    2006.08.02

    3種類同時発売
    紙ジャケット仕様
    CD:「ANSWER」1曲
    DVD:「ANSWER」PV&PVメイキング映像

    5万枚限定スペシャルトールケース仕様
    CD:「ANSWER」1曲
    DVD:「ANSWER」PV&PVメイキング映像

    Pケース仕様

    CD:「ANSWER」1曲

  • 『WONDA presents KYOSUKE HIMURO GLAY 2006 at AJINOMOTO-STADIUM「SWING ADDICTION」』味の素スタジアムにてライブ(全2公演)

    2006.08.05

    2006年8月5,6日
    氷室京介さんとのジョイントライブ
    WONDA presents KYOSUKE HIMURO+GLAY 2006 at AJINOMOTO-STADIUM 『SWING ADDICTION』実施

    INFORMATION

    [2006.08.06 update]
    SWING ADDICTION終了 SET LISTアップ『KYOSUKE HIMURO+GLAY 2006 SWING ADDICTION』2DAYS無事終了しました。
    両日のセットリスト

    8月5日
    GLAY
    1.ROCK'N'ROLL SWINDLE
    2.誘惑
    3.SOUL LOVE
    4.誰かの為に生きる
    5.HOWEVER
    6.LAYLA
    7.BEAUTIFUL DREAMER
    8.彼女の“Modern…”(8/5) ピーク果てしなくソウル限りなく(8/6)
    9.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    10. ACID HEAD

    氷室京介
    1.KISS ME
    2.LOVE & GAME
    3.DRIVE
    4.WEEKEND SHUFFLE
    5.Bitch As Witch
    6.EASY LOVE
    7.Claudia
    8.GONNA BE ROGUE?
    9.LOVE SHAKER
    10.Girls Be Glamorous
    11.NATIVE STRANGER
    12.SWEET REVOLUTION
    13.WILD ROMANCE

    氷室京介 GLAY SESSION
    1.ANSWER
    2.SUMMER GAME

    8月6日
    GLAY
    1.ROCK'N'ROLL SWINDLE
    2.誘惑
    3.SOUL LOVE
    4.誰かの為に生きる
    5.HOWEVER
    6.LAYLA
    7.BEAUTIFUL DREAMER
    8.ピーク果てしなくソウル限りなく
    9.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    10. ACID HEAD

    氷室京介
    1.KISS ME
    2.LOVE & GAME
    3.DRIVE
    4.WEEKEND SHUFFLE
    5.Bitch As Witch
    6.EASY LOVE
    7.Claudia
    8.GONNA BE ROGUE?
    9.Girls Be Glamorous
    10.NATIVE STRANGER
    11.SWEET REVOLUTION
    12.WILD ROMANCE

    氷室京介 GLAY SESSION
    1.ANSWER
    2.SUMMER GAME

    MEMBER'S COMMENT

    とうとうこの日がやってきた。
    8月5日、味の素スタジアム。
    昨日、8月4日のゲネプロでGLAYは初めて氷室京介という男と同じステージに立った。
    ゲネプロを終えて楽屋に戻るTERUは「終わっちゃうね。寂しいな。」と呟いた。
    寂しい・・・ですか?聞き返すとTERUは
    「レコーディングがスタートして今日までの2ヶ月間、音楽を作る楽しさを実感してきた。
    それが明日終わっちゃうかと思うと、寂しいよね。」
    と答えた。その表情は言葉どおり、やや曇り気味だ。
    7月26日のBBSに
    >GLAYのリハスタで歌う氷室さんの姿を見て、音楽を信じて歩んだ道のりに、自信を持てた瞬間でした。
    と書き込んだTERU。この2ヶ月間の氷室京介氏との共同作業に心を震わせていたことは想像に難くない。
    憧れていた人物との共演、終わってしまうのが寂しいと思うのは無理もない。

    プロモーションビデオの撮影や、テレビの収録で同じ空間を共有したことはある。
    しかし5万人の観客の前にして同じステージで歌うということは全く違うことである。
    「あの氷室京介という人と、明日同じステージに立つってことを考えると、緊張するよ。」
    レコーディングはLAと東京のデータのやり取りだった。PVの撮影では実際に演奏はしていない。
    『僕らの音楽』は観客不在のスタジオライブだった。
    明日は、スタッフ・関係者だけでなく5万人の熱心なファンたちを納得させなければならない。
    「でも、オレたちはやれると思う」帰り支度をしながらTERUは言い聞かせるように呟く。
    「そうそう、今日『僕らの音楽』ちゃんと見てよね」
    TERUはそういい残し、足早に会場を去っていった。

    一夜明けた8月5日、TERUの心境に変化はあったのだろうか?
    「昨日は、終わるのがさびしいと思ってたけど、今は早く終わって欲しい」
    笑いながらTERUはこう言った
    早く終わって欲しい、TERUにそう言わしめたのは緊張感なのか、プレッシャーなのか。
    だとしたらその緊張感・プレッシャーの原因は何だったのだろうか?
    前日の夜に『僕らの音楽』が放送された。
    番組の中でGLAY feat.KYOSUKE HIMUROは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。
    この日GLAYの楽屋を訪れたスタッフ、全国から駆けつけたイベンターは、口々にそのパフォーマンスを絶賛していた。
    曰く“すごかった”“かっこよすぎて泣けた”“今日あれが生で見れるんですね”・・・
    「でしょ。」「テレビがはじまるのをわくわくしながら待ったのは久しぶりだったよ」GLAYのメンバーも明るく応える。
    TERUさん、良かったですよ『僕らの音楽』!と声をかけてみた。
    「うん」笑顔でうなずきながらもTERUの表情はすぐに真剣なものに変わった。
    「確かに『僕らの音楽』ではすごい演奏、いい対談が出来たと思う。
    でもその分、あの番組を見た人は期待が膨らんでいるはずだから、今日はその期待に応えないといけない。」
    我々の「いいパフォーマンスだった」という賞賛が、プレッシャーになっていたのか。
    『僕らの音楽』だけがじゃない、TERUは言う。
    「今回のジョイントライブでは、1時間でGLAYというバンドの持ち味を出さなければいけない。
    今までは2時間半とか3時間かけて暖かさとか愛情を伝えてきたけど、
    1時間という時間の中で自分たちを表現出来るのか?っていう不安もないとはいえないよ。
    でも、これはRe-BirthしたGLAYの目標でもあるんだ。
    時間じゃなく曲数じゃなく別の何かでGLAYを表現できるようになれば、
    新しい何かをつかめるような気がする。」
    GLAYが新しいことに挑戦する日ってことですか?
    「いや、でも、今日はチャレンジということじゃなく、お祭り気分で楽しんで行きたい。」

    炎天下の中行われた、リハーサルはいつも通りのGLAYだった。

    本番を控えたTERUに再び話を聞いてみた。
    「こうなったらいいなとか、口に出せないながら思ってきたことが現実になり、
    あと40分後にはあの氷室さんと同じステージに立っている。
    ステージで毎回「夢は必ず叶う」そう言ってきたけど、それが嘘じゃないこと、
    うそのないGLAYというものを見せたい。」
    今日の目標は?
    「例えば5年後くらいに氷室さんが「あのライブいいライブだったね、またやろうよ」と言ってくれたらOK。
    氷室さんも現役でいるだろうし、俺たちももちろん現役でいる。
    言ってみれば今日がスタートラインなんだよね。
    【HAPPY SWING】【KING SWING】 二つのファンクラブの名前を取ったこのイベントで、俺たちの前にどんな道が広がっていくのか楽しみ。」

    ステージのすぐ下でGLAYは円陣を組んでいる。
    「いよいよこの日が来ました。最高のものを今日は出し切りましょう。そして思いっきり答えを出しましょう。
    いくぜ!!」
    TERUのシャウトがステージ袖に響き渡った。

    GLAYは与えられた1時間という時間の中で、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。
    ハードなナンバーからバラード、GLAYの初期を作り上げたナンバーから最新楽曲、
    GLAYというバンドが凝縮された1時間だった。

    ライブを終えたばかりのTERUに感想を求めた。きょうの感触は?
    「1日目終わったね。」
    汗でびしょぬれになった服を脱ぎながらTERUは応える。
    「1時間のライブというのはやりなれてないけど、テンションの高いライブが出来たと思う。
    もう1曲目から全力投球でやらないとね。」
    淡々とした表情が少し気になる。今日のライブ、何か得るものはありましたか?さらに突っ込んで尋ねた。
    「このテンションに早めに行きつけるテクニックっていうのかな、それを身につけなきゃなと思った。
    氷室さんが今回、1曲目に「KISS ME」を持ってきてしっかりお客さんをつかんだよね。
    俺たちは、ライブバンドならではだと思うんだけど、新曲を1曲目に持ってきた。
    そのへん、氷室さんファンを戸惑わせたかもしれない。
    やり続けていくことで「ROCK'N'ROLL SWINDLE」が「KISS ME」になっていくと思うんだけど。」
    氷室京介氏のライブは、シングル曲よりもライブの定番曲を中心とした、「氷室さん、攻めてきたね」とTAKUROに言わしめた構成となっていた。
    しかし、1曲目に「KISS ME」を持ってきたことで、GLAYファンもすんなりと氷室京介ワールドに入ることが出来たように思える。
    「Re-Birthっていう言葉がテーマになってるけど、それは今だけじゃなくて、自分たちの中でこれからもRe-Birthをくり返してくと思う。
    2006年型のGLAYのスタートラインとしては、今日のステージは上出来。」
    いよいよ、次は「ANSWER」ですね。
    「そうだね。1番最後の「ANSWE」で全てが決まると思う。今日のライブの評価とか、ね。
    氷室さんはステージの直後だけど、1時間空くと氷室さんのテンションに合わせるのが大変。
    どこまでテンションを高められるかが勝負だね。」
    他のメンバーが着替えや、準備を楽屋でしている中、TERUは30分前に楽屋を出て、袖に向かった。
    ひとりテントに用意された椅子にすわり、じっと目をつぶり、気持ちを高めていくTERU。
    とても声をかけられない。
    やがてメンバーが一人、また一人とステージ袖に集まってくる。
    TERUの顔に笑顔が戻る。いよいよANSWERがスタートする・・・

    ライブ修了後、TERUはこう語った。
    「これほど歴史を感じて、愛情を感じられる夏フェスは他にないというくらい、最高のライブが出来た。
    2本しかないイベントだけど、最高のLOVE IS BEAUTIFULを、この2日間で完成させたいね。」
    TERUはステージを降りて、2時間も経たないうちに会場を後にした。

    ライブが終わった夜、TERUはBBSにこう書き込んだ。
    >今日、明日で完結するANSWER。
    >でも、いつも答えは1つだけじゃないと信じてる。
    >明日はまた新しい答えを探す旅にでるための船出と信じてステージに立ちたいと思います。
    >
    >PSー今日参加してくれたみんなへ。
    >氷室さんがみんなに対し「オマエラカッコいい!」と言った瞬間、鳥肌立った。
    >ホント、みんな最高!
    >楽しかった~!
    >明日の為に、今日はもう寝るぞ~!
    8月6日、会場入りしたTERUに、昨日は休めましたか?と訊いてみた。
    「うん。BBSに書き込んでから、みんながすごい勢いでレスを書き込んでくれるのを読んで1時間後くらいには寝てたかな。
     すぐに反応が来るのはうれしいよね。だいぶ力づけられた。」
    TERUは常にファンの気持ちを一番に考えている。そしてファンもその愛情に応える。
    アーティストとファンの理想的な関係がそこにはある。
    リハーサルは昨日と同じく“SOUL LOVE”からスタートした。
    リハーサルを終えたTERUに今日の調子を訊いてみた。
    「朝起きて、一番心配したのは喉。昨日気合が入りすぎちゃったからね。一番大事なのは体調管理なんだよね。
     ここ最近朝必ず1時間くらい走るようにしてるんだ。今日も9時からジョギングしてきた。
     そうやって体調を戻して、自信をつけてステージに上がるようにしている。
    リハーサルを“SOUL LOVE”からスタートするのも同じ理由なんだ。
    “SOUL LOVE”ってキーも高くなく喉に負担をかけないで歌える曲なんだけど、この曲をやると大丈夫!っていう確信をもてるんだよね。」
    じゃぁ今日もバッチリですね。
    「うん。安心できたね。昨日が終わって1日経ったから、今はすごくリラックスしてる。
    凪の感じ、とでもいうのかな。」
    笑顔でそう語るTERU。
    「でもやっぱり緊張感はあるよ。というか、普段から緊張感は持つようにしてるからね。
    こういう仕事をしてるというのもあるけど、緊張感の持つ良さっていうのかな、普段の生活が締まるからね。
    リラックスと緊張感の繰り返しで、生活にメリハリが生まれる。
    そんな時は、時は刻んでるんだなって実感するよね」
    じゃぁこの2日間は・・・
    「生きてるって実感しまくりだよ。」
    昨日、そこはかとなく漂っていた不安感のようなものは微塵もなく、自信にあふれたTERUがそこにいた。

    8月6日20時。
    「SWING ADDICTION」という歴史に残るであろうイベントは終了した。
    全てが終わり、楽屋にもどり乾杯をするメンバー。
    半年前の「ROCK'N'ROLL SWINDLE」武道館ライブでの乾杯は、涙に彩られていた。
    WOWOWのドキュメンタリーを見た方は記憶に新しいと思う。涙で音楽をやれる喜びを語ったTERU。
    そのちょうど半年後の「SWING ADDICTION」では、涙はまったく存在しなかった。
    GLAYの4人そして永井さん、佐久間さん、みな楽しそうに音楽をやる喜びを語っていた。
    「昨日は終わるのが寂しいと思ってたけど、今は全然そんな気持ちはない。すごい満足感がある。
    やってよかった、続けてきて良かった、そんな満足感でいっぱい。」
    TERUの笑顔は止まらない。
    「氷室さんから、それからファンのみんなからパワーをもらったよ。うん。最高の2日間だった。」

    TERUは、そしてGLAYは確実にステップアップした。
    Re-birthしたGLAY、2006年型GLAYの船出、その先には明るい未来が待っているはずだ。
    (HSMS GLAY REPORTより)