GLAY

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BIOGRAPHY

2001

  • GLAY EXPO 2001 "GLOBAL COMMUNICATION"北海道公演

    2001.08.04

    2001.8.4 北海道石狩市青葉公園特設ステージにて開催

    INFORMATION

    ■データ
    会場:北海道石狩市青葉公園特設ステージ
    日時:2001年8月4日
    開場:11時00分 開演:16時00分 終演:19時30分
    入場者数:10万人
    総制作費:22億円
    会場総面積:20ha
    ステージ規模:全長123m、高さ31m
    照明:10,000台
    音響:30t
    大型ビジョン:600インチ1台(ステージ上に配置)、400インチ4台、200インチ4台
    機材総重量:330t(11t車30台)
    総スタッフ数:5,000人(警備・アルバイト含む)
    救護施設:4カ所(医師:4人、看護師:4人)
    ツアーバス:1,100台

    MEMBER'S COMMENT

    --リーダーとして、メイン・ソングライターとしてGLAYの司令塔とでもいうべき存在のTAKURO。彼のなかにに“EXPO”の構想が生まれたのはいつぐらいからだっだのか。
    「去年の夏ぐらいからですご来年は北海道で野外ライブをやりたいね″ってみんなで話して。最初は、そんな単純な理由だったんです(笑)。でも今回は゛楽しいばかりじゃなくて社会的な意義みたいなものもあっていいんじゃないか″と。」
    --たとえば?
    「経済的に元気がない北海道を北海道出身の僕らが、微力でも何か手助けできないか、とか。アジアのバンドを呼ぶことで音楽を迎えてアジアにもっと目を向けてほしい、とか。」
    --ライブをやって観客と一緒に楽しむ、というバンド本来のあり方をベースにしながら、視線はさらにもう一つ先を見ている。これは、かなり大きな意識の変化なのでは。
    「去年あたりから、自分の内面でGLAYというバンドを俯瞰的に見られるようになったんです。“バンドって楽しい”“いい曲を作ってみんなに聴いてもらいたい”…。その先に何かできるだろうって。まあ、そういうたいそうな意義とは別に、文化祭のノリでいろんなことをやらしてもらってますけどね(笑)」
    --北海道会場での展示やグッズ制作、公約など自分たちて堰堤や工場の大だちと打ち合せしながら進めていった。思いつきを自分たちも楽しみ、来てくれた人とも一緒に楽しむ。
    文化祭みたい、といったら失礼か…。
    「いやいや。まさに文化祭ですよ(笑)。公約なんて、リーダーとしてどこで止めたらいいのかと(笑)。今回は、楽しい祭りの後の一抹の寂しさのなかに、それぞれ今後の課題みたいなものが残っていれば成功だと思うんです。」
    --そして気になるのが大規模なこの゛EXPO"を成功させた後のGLAYの動向。一昨年の゛EXPO″後には「達成感と同時に虚脱感があった」と、語っていたTAKUROだが…。
    「あのころは人間の器が小さかったから(笑)。20万人ライブの後“さて次に何をすればいいのか”と。今回は、'99年のときのような弱っちい虚脱感はないですね。もし、課題か残ったとすれば“自分が音楽家として何をできるか”を追求していけばいいんだと思うし。」
    --その今後が見えてくるのが、現在レコーディング中のアルバムになるはずだ。
  • GLAY EXPO 2001 "GLOBAL COMMUNICATION"九州公演

    2001.08.11

    2001.8.11 北九州市マリナクロス新門司特設ステージにて実施

    INFORMATION

    ■データ
    会場:福岡県北九州市マリナクロス新門司特設ステージ
    日時:2001年8月11日
    開場:15時00分 開演:21時00分 終演:8月12日 5時00分
    入場者数:8万人
    総制作費:15億円
    ステージ規模:全長150m、高さ30m
    照明:2,000台
    音響:スピーカータワー14カ所、スピーカー200セット
    大型ビジョン:600インチ1台(ステージ上に配置)、400インチ2台
    機材総重量:1,320t(11t車120台)
    総スタッフ数:6,000人(警備、アルバイト含む)
    救護施設:6カ所(医師:6人、看護師30人)
    ツアーバス:1,500台

    ■参加アーティスト(出演順)
    五月天(台湾)、DOME(タイ)、紫雨林(韓国)、ニコラス・ツェー(香港)、The d.e.p (ビビアン・スー、佐久間正英、土屋昌巳、ミック・カーン、屋敷豪太による日台英混合バンド)

    REVIEW

    全3会場4公演、計30万人。
    この夏もまた、とてつもない動員記録を打ち立ててしまったGLAY。ハッキリ言ってこれはもう、いわゆる音楽イベントの常識を遥かに超越した数字である。国民的行事とまで言ったらサスガに大ゲサだろうが、GLAY EXPOというイベントが限りなくそれに近い次元にあることは、もう誰にも否定できないはずだ。
    なにしろ都心のみならいざ知らず、絶対に地元のファンだけでは埋まりきらない前提の北海道や九州の会場にまで、全国各地から「地球規模のコミュニケーション」を求める者たちを集めてしまったのだ。
    開催発表の段階から、彼らがファンのなかにある“冒険よく”を刺激していたのは確かだが、果たして結果、どれだけの人間がGLAYを動機に“旅”したことか。それを考えたなら「GLAYの一挙手一役足が日本経済に少なからず影響を与え得る」なんてことも間違いなく言えるはず。しかし、TAKUROがここのところ機会あるごとに口にしている「いい曲を作ることの先にあること」というのには、そんな、経済や政治にすらも影響を与え得るべきポップ・ミュージックの説得力と有効性といったものも、含まれている気がする。TAKUROの□にすることやGLAYのやることなすことが気になるのは、彼らがカリスマ、あるいは今後の社会を背負って立つ世代の代弁者としての自身の影響力じゃなく、何より音楽そのものの力を信じて動いている、と思えるからだ。
    要は彼らが、音楽を「きっかけになり得るもの」と解釈し、その有効さを最大限に活用しようとしている、ということだ。たとえば実際、「ひとひらの自由」は、すでにGLAYファンの間で特別な存在となっているはず。もちろん、どんなにTERUが「Don't worry」と繰り返してくれたところで、明日からみんなの心配ごとがなくなるわけじゃない。だけどそれが受け手側にとって、何かと向き合うきっかけになるのなら、それだけで無限大の価値があるとは言えないだろうか。
    「GLOBAL COMMUNICATION」を命題に掲げた『GLAY EXPO 2001』には、GLAYにとって間違いなくある種の集大成、総括であると同時に、だから
    こそ新たな起点でもあった。事実、TERUは九州でのステージ最終幕で「ここがスタートライン」と明言した。実際、これから彼らが何を起こそうとしているのか、また、どんなことを起こし得るのかはわからない。が、ボッブ・ミュージックの持つ無限大のカを頑ななまでに信じながら、どこまでも走ることをやめようとしない彼らみたいなバンドに牽引される日本という国の音楽シーンも、まだまだ捨てたもんじゃないと思わずにいられない。
    なにしろ「“いい曲を作ること”の先にあること」を探そうとする彼らにとって、まず「世の中に“いい曲”を提示すること」は、朝起きたら歯を磨くのと同じくらいアタリマエのこととして前提にあるのだから。そんな“いい曲”を媒介として、彼らが何かしらの“きっかけ”を与え続けてくれる限り、僕らは僕らで、何かを考え、感じ、発信すべきなのだろう。それがきっと、本当の“夜明け”に繋がるんじゃないだろうか。
    2001年8月12日、朝。4+30万人の、今世紀最初の夏が終わった。太陽は見えなかったけれど、とても素敵な夜明けを見た。

    MEMBER'S COMMENT

    HISASHIインタビュー
    --ステージではMCを取ることもなく、寡黙で孤高とすら呼びたくなるようなオーラを漂わせているHISASHI。けれども、彼の鮮やかなギター・ワークはGLAYのサウンドを語る上で欠かせない存在だ。今回の“EXPO”でも、ソロにバッキングにと、切れのあるプレイを堪能させてくれた。優れたギタリストを2人擁しているGLAYのなかで、互いのパート分担はどのようになっているのだろう。
    「不思議なことに前もって話し合ったりした記憶がないんです(笑)。レコーディングだと、たとえば前の日にTAKUROくんが入れたのを聴いて“こうきたんだ。じゃあ、俺はこう行こう”とか。“ここでソロ入れなかったんだ。じゃあ、俺がソロを入れよう”とか。お互いのソロやバッキングを聴き合いながら、10何年やってきたからでしょうね。ライブでもあんまりぶつかり合わないし、“音での会話を楽しむ”みたいなところがあるんです。」
    --そうしたギター・ワークの妙は今回の“EXPO”でも、存分に楽しませてくれた。サウンド面で重要な役割を果たす一方で、“EXPO”ならではの遊びにも大きくひと役買った。それが“公約大臣”。そもそも、なぜ公約を?
    「文化祭も準備期問が楽しい、みたいなところがあるじゃないですか。“EXPO”のプロモーションで、全国各地のFM局をまわったとき、DJの方たちと“こんなのやったら面白いんじゃない?”みたいに盛り上がったんです。“よし、じゃあそれをやりましょう”みたいに宣言したのが公約。僕は、大臣みたい
    に最終的に“よし”とハンコを押すみたいな役まわりをしたんで“公約大臣”と(笑)。」
    --しかし、大規模なライブをやるだけでも大変なはず。その上で、そんな遊びも取り入れていくなんて! しかも人マジメに…。
    「GLAYのいいところってそこだと思うんです(笑)。音楽を真剣にやるかたわらで、真剣に遊びもやる。そこが通常のライブやツアーと今回の“EXPO”の違いでもあるし。しかもGLAYってツアーなどて触れ合った人たちから、いろんなものを吸収して音楽に取り入れてきたバンドなんです。今回も、これだけいろんなことをやったことが次のアルバムに反映されてくるんじゃないかな。」
  • 五月天の徴兵入隊前LIVE(台北)にTERUとJIROが参加

    2001.08.18


    8.18 五月天の徴兵入隊前LIVE(台北)にTERUとJIROが参加 開演前に陳水篇総統と記念撮影
  • LIFE CARDより「GLAY LIFE MasterCard」登場に伴いキャンペーンCFがO.A.され、メンバーも出演

    2001.09.01

  • GLAY BEST VIDEO CLIPS 1994-1998発売

    2001.09.05

    【収録曲】
    GLAY
    BEST VIDEO CUPS
    1994-1998
    VIDEO 1/DISC 1
    01.RAIN
    02.真夏の扉
    03.彼女の“Modern…”
    04.INNOCENCE
    05.Freeze My Love
    06.ずっと2人で・・・
    07.Yes,Summerdays
    08.生きてく強さ
    09.グロリアス
    10.BELOVED
    11.a Boy~ずっと忘れない~
    12.SHUTTER SPEEDSのテーマ(from“無限のdeja vu”
    13.口唇
    14.HOWEVIR
    15.誘惑
    16.SOUL LOVE【DVDはマルチアングル対応】
    CF SELECTION
    01.Freeze My Love
    02.グロリアス
    03.BELOVED
    04.口唇
    05.HOWEVER version 1
    06.HOWEVER version 2
    07.誘惑
    08.SOUL LOVE
    09.VIDEO GLAY 2
    10.無限のdeja vu
    11.無限のdeja vu 海賊盤
    12.VIDEO GLAY 6

    VIDEO 2/DISC 2
    無限のdeja vu DOCUMENT of “BEAT OUT”TOURS
    収録曲(全6曲)
    01.オープニング
    02.月に析る
    03.Cynical
    O4.千ノナイフガ胸ヲ刺ス
    QS.KISSIN' INOISE
    06、彼女の“Modern…”
    07.ACID HEAD

    INFORMATION

    【宣伝コピー】
    デビューから1998年までのプラチナムレーベル時代のプロモーションビデオを網羅したGLAY初期ベストビデオクリッブ集の完全決定版!
    幻のライブビデオ「無限のdeja vu 海賊盤」を合わせた2本組仕様
    ビデオでは初映像化となる当時のTVスポットを取録し「無限のdeja vu 海賊盤」に封入されていた特典ステージパス、ブックレットも完全復刻!

    EPISODE

    当時のGLAYの事務所がミュージックビデオの原盤をもっていなかったため、オフィシャル商品でありながらGLAYの許諾は得ておらず、公式ディスコグラフィーにも掲載されていない。
    このDVDに収録されている映像は、現在他のDVDで全て見ることができる。
  • 24th SINGLE「ひとひらの自由」リリース

    2001.09.19

    収録曲
    01. ひとひらの自由
    02. ひとひらの自由
    ~GLAY EXPO 2001“GLOBAL COMMUNICATION”IN KYUSHU LIVE VERSION~

    300,000枚限定
  • TOKYO FM レギュラー番組「GLAY RADIO COMMUNICATION」開始

    2001.10.07

    10.7 公開トークイベント(TOKYO FM)
    同日 TOKYO FM レギュラー番組「GLAY RADIO COMMUNICATION」開始(~2003.9.28)

    REVIEW

    10月7日、GLAYは、東京・半蔵門のTOKYO FMホールに姿を見せた。
    この日から始まるFMラジオの新番組「GLAY RADIO COMMUNICATION」のキックオフ・パーティ。1万通の応募の中から当せんした200名を前に、最初にあいさつを求められたTERUはこの時を待っていたという表情でこう切りだした。
    -こんばんは、新しいアルバム『ONE LOVE』が、今日、完成しました。
    長いレコーディング期開だったことがわかる。
    新しい音の可能性を求めてニューヨークに向かったのは、去年の11月だ。それから年末にかけてと、3月の終わりから4月にかけてのセッション。さらに、帰国してからのスタジオ作業。夏のEXPOをはさんで再びスタジオにこもる日々が続き、この日、最後のマスタリングを終えた。
    TERUに続いてマイクを握ったTAKUROは、こう言った。
    -忙しいところ来てくれてありがとう。こんなふうにみんなに会うのはEXPO以来ですが、(フンの前に)帰って来られてうれしいです。しかもラジオは4人でできるので僕自身楽しみです。
    EXPO以来初めての、公の場でのやりとり。会場はもとより、4人の表情にも、なにかを達成した時の解放感のような明るさに満ちていた。司会のラジオ・パーソナリティ、やまだひさしは、そうやって、久々に姿を見せた彼らに、今感じているEXPOの想いを聞いた。考えてみれば、そんな話をすることもなく、スタジオにこもっていたことになる。
    「2001年の夏のニッポンを思いだすようなイベントとして、(心に)残ってくれればと思います。みんなで作り上けたものだと思ってほしい」と言ったのはHISASHIだ。TERUは「2年前と比べると、いろんな人たちの“愛”が作ったイベントだったと実感してます」と神妙だった。
    「俺は、EXPOの裏話をするね」と、切りだしたのはTAKUROだ。各国からのゲストで、ステージ裏の食堂が、多国籍な雰囲気になっていたこと。そして、それぞれが自分の国の調味料を持参していたこと。あるスタッフが、それを集めていたこと。そんなエピソ-ドを紹介し、「ラジオでは、そんな話をしていきたい」と締めた。
    JIROは「一番印象的だったのは、石狩のEXPOでやまだひさしが最前列で踊っていたこと」と笑わせた。そんなくつろいだト―クは、すでにラジオ・モードだった。

    アルバムは、どういう内容なのだろうか。僕らの関心も、その一点に隼中していた。
    会場の参加者から、メンバーヘの質問というコーナーを終え、話は当然、アルバムに及んでいく。
    当初は、まず、アルバムタイトルの発表が予定されていた。でも、今日の最初の登場あいさつでいきなりTERUが口にしてしまったため、TAKUROは「さっきTERUが言っちやったよ」と苦笑いした。
    -ビッグ・ニュースがある。
    TAKUROは、笑いながら、そう言って「HISASHIの曲が2曲入る」ともらした。
    会場から拍手がわき、その盛り上がりに「そんなにわくのか。14曲も書いた俺の立場はどうなる」と応じ、客席はさらにわいた。そして「JIROの曲も2曲入る」と付け加えた。
    話は単なる内容紹介には終わらない。こんな会話がテンポ良く続いていく。
    「あとね、TAKURO君も歌ってる」(JIRO)
    「しかも、アルバムの一番気に入ってる曲の一番気に入ってるところをね」(TAKURO)
    「そこはコーラスで理めました」(TERU)
    「『俺が、コーラス人れてやる』とかって、メチャメチャあついコーラス入れやがって、俺の声が全然引き立たない](TAKURO)
    「そこ、ベース弾きまくりのところで、せっかく、いいベース弾けたなと思ったら歌が入ってきちゃってね」(JIRO)
    約1時間にわたるトークセッションは、笑いが絶えなかった。
    この日は、ラジオ番組第1回目の生放送があった。短い休憩と準備を終え、夜11時から番組がスタートした。
    -みなさん、生みの苦しみというのをご存じでしょうか。
    TAKUROは、アルバムの完成を、そんなふうに伝えた。
    -今日、『ONE LOVE』、完成しました。長かった。やってもやっても終わらなかった。

    デビュー当時以来という4人によるラジオ。番組では、アルバムの収録曲を1曲ずつ、裏話を交えて紹介していくと言う。
    この日は、最初“GLAY王道”というタイトルが付いていて、最後までアルバムのタイトル候桶にもなっていたという「Fighting Spirit」と、「THINK ABOUT MY DAUGHTER」が流れた。「THINK ABOUT MY DAUGHTER」はHEAVY GAUGEツアーでは「LONELY」というタイトルで演奏されていた曲だ。
    アルバム『ONE LOVE』には、なんと、18曲が入っている。
    21世紀最初のアルバムは、期待どおり、こん身の作となった。
  • TAKURO、NYの「Ground Zero」に赴く

    2001.10.22

    10.22
  • TOWER RECORDS "NO MUSIC NO LIFE"CM(JIRO出演)OA

    2001.11.01

    TOWER RECORDS "NO MUSIC NO LIFE"キャンペーンにJIROが登場
    幼稚園児とのコラボレーションだった。

    INFORMATION


  • AIR'G公開録音(マイカル小樽)石狩市の青葉公園に設置される石碑へのサインを行う

    2001.11.02

    AIR'G公開録音(マイカル小樽)、石狩市の青葉公園に設置される石碑へのサインを行う