GLAY

MENU

BIOGRAPHY

2000

  • 渋谷レコード店(TSUTAYA・HMV・TOWER RECORDS)にて店頭イベントを行う

    2000.07.31

    LIVE VIDEO/DVD「GLAY EXPO '99 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」リリース に際し、渋谷レコード店(TSUTAYA・HMV・TOWER RECORDS)にて店頭イベントを行う

    INFORMATION


    REVIEW

    全国のTSUTAYAレコード・HMV・タワーレコードにてシングル『MERMAID』を購入された方を対象に、ライブビデオ&DVD『GLAY EXPO'99 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI』の発売を記念したスペシャルイベントが開催された。このイベントにはメンバーも参加するとあって、応募数はナント約10万人! そして、その中から抽選で選ばれた計1200人のラッキーなファンが、渋谷のTSUTAYAレコード・HMV・タワーレコードの3店鋪で行なわれたビデオ&トークイベントに参加し、また残念ながら抽選にハズレてしまった方にも楽しんでもらえるようにと、各会場の模様をインターネットで生中継!! さらに、インターネットができないファンのために、TSUTAYAレコードとHMVはラジオの公開録音も同時に行なっていたりと、至れり尽せりのこのイベント。幕張での20万人ライブからちょうど一年が経ったこの日、ライブの思い出をファンとともに振り返り、これからも7月31日には何かやっていきたいと語ったメンバー。来年の夏も楽しみだ!!

    TSUTAYAレコード 13時30分 START 
    この模様は、イベント当日のニッポン放送『allnightnippon SUPER! GLAY SPECIAL』でオンエアー。

    HMV 15時 START 
    この模様は、翌日のJ-WAVE『GROOVE LINE』でオンエアー。

    タワーレコード 18時 START 
    なんと、ここではビデオ上映とトークの他にアコースティックライブが行なわれ、『Summer FM』『とまどい』『I'm In Love』の3曲が演奏されたのだ!
  • 20th SINGLE「とまどい/SPECIAL THANKS」リリース

    2000.08.23

    01. とまどい
    02. SPECIAL THANKS
    03. Good Bye Bye Sunday
    04. とまどい(instrumental)  
    05. SPECIAL THANKS(instrumental)  


    INFORMATION

    ◆ タイアップ情報
    とまどい
    未来日記・「サマーデイズ」テーマソング
    SPECIAL THANKS
    映画版「未来日記」テーマソング

    REVIEW

    話題の「未来日記」テーマ曲をGLAYが担当!
    テーマ・ソングとして起用した楽曲が、次々にミリオン・ヒットを記録し、いまや注目の番組となった「未来日記」(TBS系「ウンナンのホントコー」で放送中の人気コーナー)。この7月から新シリーズがスタートしたが、今回そのテーマ・ソングをGLAYが担当している。すでに耳にした人も多いと思うが、素朴でGLAYらしいバラードだ。このテーマ・ソング「とまどい」と、8月26日よリ公開の映画版「未来日記」のテーマ・ソング「SPECIAL THANKS」が、ダブルA面シングルとして8月23日に発売される。
    「とまどい」のほうは、すでに今年前半に行ったツアーで披露してきたナンバー。それを、「未来日記」のスタッフが“あの曲でいきたい”と先にリクエストしたほど自然にハマった作品とのこと。その後、番組スタッフとの打ち合わせを経て、その内容に共感したTAKUROは、映画版テーマ・ソングの「SPECIAL THANKS」を、短時間で書き上げたという。
    すれ違ったり、傷ついたり…誰もが感じることを素直に表現すことこそ、GLAYらしさなのだろう。もう1曲の収録曲、JIRO書き下ろしの「Good Bye Bye Sunday」も含め、切ない恋愛感情が詰まったシングルに仕上がった。ハードなナンバーもいいけれど、こういう素朴な曲もまた彼らの核であることを再認識させられる。(What's In?)

    MEMBER'S COMMENT

    未来日記にハマッてビデオで全部観ました
    アルバム「HEAVY GAUGE」を完成させた後、2000年を迎えてから約3か月間の長期オフに入っていたGLAY。その間TAKUROはなにをしていたのかといえば、「出すあてのない曲を作り続けるという日々だった(笑)」という。書いた曲数は、トータで70曲を超える。
     「それも片手間に作るというより、『Winter,again』級の曲を作る!という集中力でやっていた。だからアルバムの1曲を作るという感じではなかったですね。シングルって、アルバムよりも外に向かっている要素がありますよね。そういう意味でもすごい集中してやってたと思う。実際に、この70曲のなかには『MERMAID』も、8月に出るシングルの2曲も入ってましたからね」
     彼がいうこのシングルとは、8月23日にリリースされる両A面の「とまどい/SPECIAL THANKS」。「とまどい」は、すでにテレビ番組『ウンナンのホントコ』(TBS)の人気コーナー「未来日記Ⅶ~サマーデイズ~」で流れている曲。また「SPECIAL THANKS」は、映画版『未来日記』と、どちらも“未来日記”の主題歌になっている新曲だ。
     「『未来日記』にはハマってますよ(笑)、ビデオで第1回目から全部観ましたからね。ただ曲を作ってるときはまだ観たことがなくてツアー中もぜんぜんテレビとか観れなかったから。それで、自分の10代の体験とか、夏のせつない感じを表現したいなと思ったら、こういう感じになった。あとは『未来日記』のスタッフと飲んだときに撮影の苦労話とかを聞いて、“こういう経験があって、せつなかったんですよ”“それ、わかりますよ”みたいな感じで。どっちかというとスタッフの男気にホレて作ったという方が大きいかな。いまの『未来日記』ですか?もちろん、ちゃんと観てますよ!(笑)」
     「とまどい」と「SPECIAL THANKS」どちらの曲もメッセージ性を帯びた「MERMAID」とは一転して、夏をテーマにしたさわやかなサウンドが印象的なセンチメンタルなラフ・ソング。
     「それは入れ物、器の違いだけであって、外に向かって歌っているという意味ではいっしょだと思う。『HEAVY GAUGE』の流れからというと「MERMAID」は確かに、なるほどなと思う部分はあるんだけど、世のなかに対して歌っているという点では、「とまどい」も「MERMAID」もいっしょ。どっちも俺のなかでは一本の道の上に立っている作品なんですね。ただ俺はあまのじゃくだから(笑)、
     『HEAVY GAUDE』の後で「MERMAID」がきて、「ROCK ICON」のような激しいところにいって、このままGLAYはヘビーな方にいっちゃうのかと思われるのも、ちょっとシャクで(笑)絶対に「生きてく強さ」を否定するけにはいかないし、ああいう部分も自分のなかのひとつだから、イイ曲なんだからイイんじゃないのと。またやりたくなったらヘビーな曲もやるだろうし。それは毎日いっしょにいるメンバーにも影響されてるんでしょうね。正反対な印象の曲でも、こいつらがイイといってるんだから、イイんだ、みたいなところはある。メンバーが喜んでくれるかどうかが第一。それは10年前もいまも変わっていないですね」

    EPISODE

    「SPECIAL THANKS/とまどい」「とまどい/SPECIAL THANKS」と曲の順番を変えた2種類のディスクが作られた。
  • 『LIGHT GAUGE たびたび…』前橋ラタンにてシークレットライブ

    2000.08.31

    前橋RATTANにて、シークレットライブ『LIGHT GAUGEたびたび…』を実施。

    INFORMATION


    ~SE~
    1. HEAVY GAUGE
    2. FATSOUNDS
    《MC》
    3. MERMAID
    4. COME ON‼
    5. 生きがい
    6. ここではない、どこかへ
    《MC》
    7. Missing you
    8. とまどい
    9. SPECIAL THANKS
    《MC》
    10. 誘惑
    11. LEVEL DEVIL
    12. ROCK ICON
    13. SURVIVAL
    14. SHUTTER SPEEDSのテーマ
    15. ACID HEAD

    REVIEW

    “HEAVY GAUGE”TOUR前半戦最終日となった真駒内公演から約2ヶ月。久し振りのライブだからか、はたまたライブハウスでのライブだからか、1曲1曲を確かめるように入念なリハーサルを行なうメンバー。いつものシークレットライブなら、かなりリラックスした雰囲気の中でリハーサルは行なわれるのだが、この日は2日後からツアー後半戦が始まるということで、笑いの中にも緊張感があり、少し重たい空気が漂っている。 また、このところライブの度に新曲を発表しているGLAYさん。ここでは『Missing you』初披露ということで、一週間前に発売されたばかりの『とまどい』『SPECIAL THANKS』を含めた新曲を中心にリハーサルは進み、一通り終わったところでSEの選曲へ。ローディーY氏お薦めのパンクバンド、DED KENNEDYSの『TOO DRUNK TO FUCK』という曲をまずかけてみるのだが、イントロ部分を聴いた瞬間「『タッチ』? 岩崎良美っぽい(笑)」とTAKURO。もちろんその曲は却下され(笑)、次にかけた『Holiday in Cambodia』という同バンドの曲に決まると、楽屋に戻ってすぐに準備を開始。床が畳のせいか、まるで誰かの家に遊びにきているようなアットホームな雰囲気の楽屋では、とてもライブ前とは思えないくらいくつろぎモードのメンバー。さらに「上着、着た方がいいかなぁ…。でも、今日の夜もこれ着るんだよね」と、私服のままステージに立とうとしているTAKURO(笑)。しかし、そんな中でも準備は着々と進み、楽屋からステージまでは客席を通らなければ辿り着けないため、黒い幕で覆われている脇道を通ってステージへ。お客さんの入場に少し時間がかかってしまったものの、10分押しでスタートとなった。
    この日のお客さんは、なんと55倍もの倍率の中でチケットをゲットすることができた超ラッキーな200人!! みんなにもそれがわかっているのか、“思いっきり楽しもう!”という想いが会場内に溢れている。また、ホールでのライブとは違い、手を伸ばせばすぐのところにメンバーがいるという状況に興奮を抑えきれない様子で、メンバーの一挙一動に大きな歓声が上がる。TERUがMCで「ずっとライブがやりたくて欲求不満だった」と言っていたが、もちろんそれはみんなも同じで、お互いに欲求を解消するべく大いに盛り上がり、その熱気で会場もライブもとにかくアツイ! 全15曲、さらにアンコールなしという短い時間だったが、約8年ぶりの前橋RATTANは、ツアーに対しての意気込みが強く感じられるライブとなった。
  • GLAY ARENA TOUR 2000 "HEAVY GAUGE"後半戦スタート

    2000.09.02


    09/02 群馬・前橋グリーンドーム
    09/03 群馬・前橋グリーンドーム
    09/06 東京・日本武道館
    09/07 東京・日本武道館
    09/09 東京・日本武道館
    09/10 東京・日本武道館
    09/16 アスティとくしま
    09/17 アスティとくしま
    09/21 静岡・浜松アリーナ
    09/22 静岡・浜松アリーナ
    09/27 鹿児島アリーナ
    09/28 鹿児島アリーナ
    10/04 マリンメッセ福岡
    10/05 マリンメッセ福岡
    10/07 マリンメッセ福岡
    10/08 マリンメッセ福岡
    10/11 大阪城ホール
    10/12 大阪城ホール
    10/14 大阪城ホール
    10/15 大阪城ホール
    10/18 神奈川・横浜アリーナ
    10/19 神奈川・横浜アリーナ
    10/21 神奈川・横浜アリーナ
    10/22 神奈川・横浜アリーナ
    10/25 愛知・名古屋レインボーホール
    10/26 愛知・名古屋レインボーホール
    10/28 愛知・名古屋レインボーホール
    10/29 愛知・名古屋レインボーホール
    10/31 愛知・名古屋レインボーホール
    11/01 愛知・名古屋レインボーホール
    11/13 大阪城ホール
    11/14 大阪城ホール
    11/18 さいたまスーパーアリーナ
    11/19 さいたまスーパーアリーナ
    11/23 東京・国立代々木競技場第一体育館
    11/25 東京・国立代々木競技場第一体育館
    11/26 東京・国立代々木競技場第一体育館

    INFORMATION


    EPISODE

    11/18にさいたまスーパーアリーナのライブはViewsicが収録。12月にオンエアされた。

    今世紀最強・最大のライブ特番。Viewsicで独占放送!

    GLAY ARENA TOUR 2000 "HEAVY GAUGE"
    ●12/20(水)19:00~20:00 vol.1「AUDIENCE REMIX」
    ●12/21(木)19:00~22:00 vol.2「LIVE REMIX」

    記念すべきミレニアムの今年2000年に、のべ90万人を動員した「GLAY ARENA TOUR 2000 HEAVY GAUGE」を行い、圧倒的なるライブパフォーマンスで日本全国を席巻したGLAY。
    Viewsicでは、GLAYのライブの魅力、そしてアーティストGLAYの魅力に迫る特別番組をオンエア。
    GLAYの魅力を最大限に満載した、2日間にわたるこのプログラム。
    Vol.1 AUDIENCE REMIXでは、11/18にさいたまスーパーアリーナを埋めた3万5千人のオーディエンスの目を通して、アーティストGLAY、そしてそのライブの魅力に迫る特別番組を、vol.2「LIVE REMIX」では、11/19さいたまスーバーアリーナでのライブと、GLAYのメンバーのみで行われた、この番組だけのスペシャルトークセッションをお送りします。
    今世紀、最強・最大のスーパースペシャルプログラム。ファンならずとも必見です!



    この放送はさらに編集を加えて2004年11月3日DVDとして発売された。
    TOBF5343 \3,675(tax in)
    2000年に全国19ヶ所77公演、100万人を動員した伝説のLIVE TOUR『GLAY ARENA TOUR “HEAVY GAUGE”』。
    その集大成として、11月19日に行われたさいたまスーパーアリーナでのLIVEを初商品化!

    収録曲
    01. HEAVY GAUGE  
    02.FATSOUNDS  
    03. MERMAID  
    04. ビリビリクラッシュメン  
    05. 生きがい  
    06. SPECIAL THANKS  
    07. Savile Row~サヴィルロウ3番地~  
    08. とまどい  
    09. Missing You  
    10. LEVEL DEVIL  
    11. ROCK ICON  
    12. 誘惑  
    13. 彼女の“Modern…”  
    14. COME ON!!  
    15. SURVIVAL  
    16. Will Be King  
    17. WET DREAM  
    18. 生きてく強さ  
    19. SHUTTER SPEEDSのテーマ  
    20. ACID HEAD  

    特典DISC
    1 メンバー4人のトーク・セッション
    2 ひとひらの自由」リハーサル映像
  • 映画版「未来日記」オリジナルサウンドトラック リリース

    2000.09.06

    【収録曲】
    01. 未来日記
    02. SPECIAL THANKS~PIANO VERSION
    03. 夏の彼方へ ~VOCAL VERSION
    04. Prayer
    05. Whenever you smile
    06. 生きてく強さ ~INST:RE'ARRNGE VERSION
    07. tomadoi ~summer days
    08. EVE
    09. Far away
    10. Obey
    11. とまどい~STRINGS VERSION
    12. 夏の彼方へ ~SLIDE GUITAR VERSION
    13. SPECIAL THANKS ~STRINGS VERSION

  • 「HAPPY SWING MEMBERS SITE」オープン

    2000.10.01

    会員制有料サイト「HAPPY SWING MEMBERS SITE」オープン。
    オープン当時は、インターネットが一般に膾炙し始めた時期で、プロバイダーコースのみを提供していた。
    2010年3月31日で無料化、HAPPY SWING SPACE SITEと統合し、GLAY official Web Site"HAPPY SWING"としてリニューアル
  • 『BOYS ONLY NIGHT』
    福岡DRUM LOGOSにてシークレットライブ

    2000.10.02

    福岡DRUM LOGOSにて、TERUプロデュースによる男性限定ライブ「BOYS ONLY NIGHT」実施。

    INFORMATION


    ~SE~
    1. 誘惑
    2. FATSOUNDS
    《MC》
    3. SURVIVAL
    4. ROCK ICON
    《MC》
    5. LEVEL DEVIL
    6. HIT THE WORLD CHART!
    《MC》
    7. 生きがい
    8. Missing You
    《MC》
    9. HEAVY GAUGE
    10. MERMAID
    11. SHUTTER SPEEDSのテーマ
    12. COME ON!!
    13. ACID HEAD

    REVIEW

    GLAY SECRET LIVE in Fukuoka“BOYS ONLY NIGHT”
    10/2 福岡DRUM LOGOS
    「今日は何人入るんだろう…」リハーサルを終え、楽屋でコンピューターをいじりながら不安そうにTERUが呟く──ここ数年で“唯一チケットがソールドアウトしなかったライブ”、それが昨年末にZepp Tokyoで行なわれたTERUプロデュースによる“BOYS ONLY NIGHT”なのだが、そのリベンジとも言うべき男ナイトを、今度は福岡で行なうのだ。が、17時30分、チケットがまだ300枚も残っているじゃないですかーーーーー(涙)!! それを聞いたTAKUROも「18時過ぎたら男っぽい女の子だったらいいことにしません!?」と、かなり弱気発言。もちろん、入場制限がなければとっくにソールドアウトしているはずのこのライブ。しかし、今回は男性限定でソールドアウトさせることに意味があるのだ!! というわけで、開演まであと1時間30分もあるし、まだまだ望みはあるかも!? と希望を胸に、楽屋でせっせと準備を進めるメンバー。今日は男性しかいないからなのか、いつにも増して髪型や服装がラフである。一度セットした髪をオールバックにしたいと言い出したTERUは、「時間があるとロクなことがない」とタニヤンに言われながらも(笑)髪型を変更。ところが、数十分後にはセットした髪を自ら手でほぐしているじゃないですか! あれっ!? と思い「髪どうしたんですか?」と尋ねると、「気が変わった」とのこと…。そして、今度は真っ赤なタオルをバンダナ代わりに頭に巻いてみるのだが、さすがにこれは周りから止められ(笑)、結局、一番最初の髪型に戻して一件落着。その後、キョードー西日本の霜上氏が前説をしながら客席を煽り、会場全体が勢い付いたところで、いよいよライブのスタートだ。まずJIROとTOSHIがステージに上がりセッションを始めると、「オイ! オイ! オイ! オイ!」と拳を振り上げながら自らのテンションを高めていく男達。続いてSHIGE、HISASHI、TAKUROがセッションに加わり、会場が暗くなったところでTERUが登場。1曲目の『誘惑』からガンガン飛ばしまくり、最初のMCではライブハウスということで注意事項を言いつつ、男心をギュッと掴む下ネタトークも忘れないTERU(笑)。普段とは少し違うノリにさらに激しい曲が続き、本編ラストの『ACID HEAD』まであっという間に終了してしまった。また、アンコールでは熱くなった体を冷やしてあげるかのように、客席にステージドリンクをまいたり、氷を投げたりしているメンバー。そして「異様な雰囲気だよね。修学旅行みたいだ。」というTERUのMCの後には、メンバーそれぞれの修学旅行の思い出話が語られ、この日一番の盛り上がりを見せていた。その、気になる内容とは!? 残念ながら、ここでの話は絶対に他言しないように!とメンバーから堅く口止めされているのでヒ・ミ・ツ・なのですが、HAPPY SWINGERのために少しだけバラしてしまうと…下ネタバリバリっす(笑)。それから「こういう話をした後にカッコつけるのもなんだけど…(笑)」と、メンバー紹介をした後に『彼女の“Modern…”』を演奏し、本日の公演は全て終了…となるはずが、すごく気持ちの良いライブができたということでもう1曲演奏することになり、会場からは『BURST』コールが!! そこで、最近やっていなかった曲だけに、「女の子には内緒ね」とフォローを入れつつ『BURST』を演奏。結局、チケットはソールドアウトしなかったものの、客席にいるほぼ全員が拳を振り上げている姿に大満足!! といった表情のメンバー。「たまには、こういうのもいいよね」と思えるライブであった。
  • 奈良女子大学にて学園祭ライブ

    2000.11.03

    奈良女子大学「恋都祭」にて、約4年ぶりに学園祭ライブを行う

    INFORMATION


    ~SE~
    1. グロリアス
    2. FATSOUNDS
    《MC》
    3. MERMAID
    4. ビリビリクラッシュメン
    5. Missing You
    6. SPECIAL THANKS
    《MC》
    7. HOWEVER
    8. とまどい
    《MC》
    9. WET DREAM

    REVIEW

    約3年振りにGLAYの学園祭ライブが決定!! しかも女子大…というわけで(笑)、ここでは11月3日に行なわれた、奈良女子大学「恋都祭」でのライブの模様をお届けします。

    この日の楽屋は、ライブ会場となっている講堂の裏側にある弓道場。すぐ隣がグラウンドのため、周りから中が見えないように黒い幕で覆われているのだが、「どこまで行けるかゲーム!」と言って幕の外に出て行ってしまったTAKURO(笑)。しかし、弓道場はグラウンドの隅にあり、さらにグラウンド内は立ち入り禁止となっていてあまり人がいないため、誰もTAKUROに気付いていない様子。すると、そこへJIROも参戦。ベースを持ったままポーズを決めてみるのだが、やっぱり誰にも気付かれず、ちょっと寂しそうな2人…(笑)。その後サウンドチェック、リハーサルが進み、準備が終わると、またまた幕の隙間から外の様子を伺っているTAKUROとJIROは、そこでもう一回外に出てみるが、やっぱり何の反応もなく、「うんともすんとも言わない」と、その状況にちょっと不満な表情のTAKURO。ところが、その直後にやっとファンの子が気付いてくれたらしく、遠くから「キャー!」という声が聞こえると、かなり嬉しそうに手を振る2人(笑)。と、そんなことをしているうちにライブの時間が近付き、直前にはシカの格好をしたPA早坂氏が前説をするためにおもちゃのシカを連れて登場。なんと、この“前説ができる権”は“HEAVY GAUGE”TOURの打ち上げで行なわれたビンゴ大会の景品で、これを楽しみにしていたメンバーはステージ袖に集合。「皆さんいいでシカ?」なんてダジャレを交えながら見事に前説の役目を果たした早坂氏に、メンバーもスタッフも大喜び。そして、いよいよお待ちかねのGLAY登場となったのだが、1曲目の『グロリアス』ではまだ感覚がつかめていないのかお客さんのノリがいまいちで、最後まで盛り上がらなかったらどうしよう…と心配になってしまったが、2曲目の『FATSOUNDS』ではみんなノリノリで一安心。最初のMCでは「皆さん、こんにちは。GLAYです。非常に恥ずかしくて、いまいち、前に出れないです。」とテレているTERUを前に押し出すJIRO(笑)。TERUは本当に恥ずかしがっているようだ。また、「今月、新曲が出るんですが…確か15日だったと思うんですけど…」とTERUが不安そうに言うと、「15日ー!」という声が客席から返ってきて、「やっと安心しました。GLAYの“ぐ”の字も知らなかったらどうしようかと思いました。」とTERU。そして、メンバーみんなが楽しみにしていた学園祭ライブということで、1人づつ学園祭の思い出や今回の感想を語り、アンコールでは「恋都祭」のハッピを着てステージに再登場のメンバー。そんなメンバーの姿に客席は大喜び。このライブを行なうに当たり、学内でGLAYの曲の人気投票を行なったらしく、その結果を10位から読み上げるTERU。そして、『HOWEVER』と同票で見事1位に輝いた『春を愛する人』をアンコールで演奏し、最後に『SURVIVAL』で盛り上がってライブは全て終了。久しぶりの学園祭は、すごく楽しいライブとなった。
  • 21th シングル『Missing You』リリース

    2000.11.15

    【収録曲】
    01. Missing You
    02. time
    03 WHY DON'T WE MAKE YOU HAPPY
    04. Surf Rider
    05. Missing You [Instrumental]

    REVIEW

    弦と鍵盤による哀愁を帯びた旋律に絶妙に絡んでくるテジタルエフェクト、そしてさらついたギター・サウンド。楽曲自体の印象の新しさに、まずはっとする。11月15日にリリースされるマキシ・シングル『Missing You』の表題曲。制作の手法は、GLAYがこれまで築きあけてきた彼らなりの方法論に基づいているように思えるが、このスモーキートーンの世界観や内省的な言葉たちに、ここまでの奥行きをもたらすとは、さすがにGLAY。TERUのファルセットによって、叙情的なメロディがさらにふくよかになっていたり、雪が降ろ前の凍てついた町が、まぶたに浮かぶような風景描写があったりと、聴きどころも山ほどある。
     ただ、楽曲全体を通じてどうにも救いがないのは、もしかしたらTAKUROの挑戦だったのだろうか。GLAYが音楽で指し示すやさしさや温かさが、今回に限っては具体的じゃなく、あくまで聴き手の感覚に委ねられている。少なくとも、わたしにはそんなふうに響いてくる楽曲なのだ。つまり、『Winter,again』とは逆のベクトルを持った、冬仕様の名曲。
     そして、GLAYのマキシといえば、当然他の収録曲も忘れてはならない。今作も例によって相当にゴージャスだ。JIROの洋楽嗜好が前面に押し出された『TIME』は、“GLAYらしい”楽曲をJIROが書いたという観点からも大注目だし、TAKUROが受けたビートルズ(というよりジョン・レノンこの影響が、さり気なく感じられる「WHY DON'T YOU MAKE HAPPY』は、風刺的でありながら賛美歌のように美しい。そして、HISASHIのデジタル頭脳全開の「Surf Rider」。解読不明の文字がうごめくコンピュータ・モニターが、そのまま音楽になっちゃったような感じで、これは見事にHISASHIらしい。以上、「Missing You」のインストを含めると全5曲収録。パーフェクト。
  • 『おいでやす~LIGHT GAUGE』京都ミューズにてシークレットライブ

    2000.11.16

    京都ミューズホールにて、シークレットライブ「おいでやすLIGHT GAUGE」を実施。

    INFORMATION

    ~SE~
    1. 誘惑
    2. MERMAID
    《MC》
    3. 彼女の“Modern…”
    4. FATSOUNDS
    5. 生きがい
    6. SPECIAL THANKS
    《MC》
    7. とまどい
    8. HOWEVER
    9. Missing You
    《MC》
    10. グロリアス
    《MC》
    11. LEVEL DEVIL
    12. ROCK ICON
    《MC》
    13. SHUTTER SPEEDSのテーマ
    14. SURVIVAL

    [ENCORE]
    1. 新曲
    2. COME ON!!
    3. ACID HEAD

    REVIEW


    GLAY初の全国ツアー“灰とダイヤモンドTOUR”以来、約6年振りとなった京都ミューズホール。
    今回もライブハウスということで楽屋が狭く、衣装を並べ、メイクする場所を確保すると、ほとんど空きスペースがなくなってしまったため、いつものように(?)コンピューターをセッティングすることができないメンバーは何をしていいのやら…。落ち着いて座ってもいられず、「昔は、この狭い楽屋でどうやって過ごしてたんだろう(笑)」とTERU。また、今日はスタイリストさんが会場に来れないため、予め用意しておいてもらった衣装を確認してみるのだが、HISASHIが頼んでいた“AC/DC”というバンドのTシャツが、ニューヨークの有名なライブハウス“CBGB”のTシャツになっていたり、TAKUROの皮パンのサイズが小さくてウエストが締まらなかったりと、ハプニング続出。さらに、2日後に行なわれるさいたまスーパーアリーナでのライブ準備のため、舞台監督の増渕氏も今日は来ていないのだ。それから開演までを楽屋の隅の方で過ごし(笑)、ステージ脇へと移動して気合い入れ!となったのだが、今日は大声を出してしまうと客席に聞こえてしまうため、小声で気合いを入れるメンバー。ところが、その話を聞いていなかったのか1人大声で「オーー!」と叫んでしまい、アレ?という顔をするJIRO(笑)。その後すぐにJIROとTOSHIがステージ上でセッションを始め、続いて他のメンバーもそのセッションに加わると『誘惑』からライブがスタート。リハーサル中、「ここに白いタオルがあります。演ってる途中でそっとタオルを置いて、タオルを置かれた人がMCをします」と言っていたTAKUROだったが、本番では誰のところにもタオルは置かれることなく(笑)、MCになる度にメンバーが1人ずつ京都の思い出などを語るという、通常のライブとはやっぱりちょっと違う、ファンには嬉しいライブとなった。