GLAY

MENU

BIOGRAPHY

1994

  • 目黒鹿鳴館で初のワンマンライブ

    1994.02.01

    初のワンマンライブを、目黒鹿鳴館にて行う。
    チケットはソールドアウト。

    このライブの後、ロサンゼルスへ。
    ONE ON ONE RECORDING STUDIOにてYOSHIKIプロデュースの下、『RAIN』のレコーディングを行う。
  • 目黒鹿鳴館にて2daysライブ

    1994.04.05

    ロスアンジェルスでの、『RAIN』のレコーディング終了後、 目黒鹿鳴館にて2Daysのワンマンライブを行う。
    チケットはソールドアウト。
    大成功に終わる。
  • デビューシングル『RAIN』リリース

    1994.05.25

    デビューシングル『RAIN』を YOSHIKIが新たに設立したプラチナムレコードより発売

    C/W RAIN オリジナル・カラオケ
    (東宝映画「ヤマトタケル」主題歌)

    同日、インディーズ・アルバム『灰とダイヤモンド』もエクスタシーレコードより発売

    REVIEW

    メンバー全員函館で生まれ育った。「親と3年だけの約束で上京」(ベースのジロー)。きっちり3年目の5月『RAIN』でメジャーデビュー。「このメンツならやれるという根拠のない自信はありました」とギターのタクロー。
    デモテープがXのヨシキに認められたのがキッカケに。ドラマチックに盛り上がるデビュー曲も、ヨシキ作詞・作曲。しかも7月公開の映画『ヤマトタケル』の主題歌になり話題にも恵まれた。「やっと認められてスッキリ」(ギターのヒサシ)。ハスキーボイスのボーカル・テルは「力仕事(バイト)をしなくてよくなった」。
    同時期にインディーズアルバム『灰とダイヤモンド』もリリースしたが、「メロディーを大事にポピュラリティーを獲得したい」とあっけらかんとメジャー志向。「これで(売れている人たちと)同じ土俵で勝負できます」(タクロー)。
    嫌みのない若き気負いと自負がビンビン伝わってきた。
    北海道新聞


    デビューシングルにしてチャート上位にランクインした『RAIN』。この曲は映画『ヤマトタケル』(7月9日より全国東宝系)の主題歌であり、TBS系テレビアニメの『ヤマトタケル』のエンディングテーマとしてOA中(※)。
    ライブハウスを中心に活躍していた頃、偶然デモテープがYOSHIKIに渡り、インディーズのエクスタシーレコードと契約。今回“プラチナムレコード”の設立第1弾アーティストとして、メジャーデビューを飾る。今回の曲はYOSHIKI自らレコーディングを手がけた自信作である。
    オリコンウィーク ザ・一番
    ※現在発売中のDVDではエンディングテーマは差し替えになっています

    EPISODE

    ☆発売日の2日後の5月27日金曜日、ミュージック・ステーションに初出演。
    GLAY以外の出演者は以下の通り(<>内は楽曲)
    LINDBERG<清く正しく行こう>、MASAKI<気がつけば>、SMAP<オリジナルスマイル>、YOSHIKI & ROGER TAYLOR<Foreign Sand>、松田聖子<もう一度、初めから>、槙原敬之<2つの願い>

    ☆TBS系テレビアニメの『ヤマトタケル』、現在発売中のDVDではエンディングテーマは差し替えになっています
  • インディーズ1stアルバム『灰とダイヤモンド』をエクスタシーレコードより発売

    1994.05.25

    【収録曲】
    1.真夏の扉
    2.彼女の"Modern..."
    3.KISSIN' NOISE
    4.ひどくありふれたホワイトノイズをくれ
    5.RAIN
    6.LADY CLOSE
    7.TWO BELL SILENCE
    8.千ノナイフガ胸ヲ刺ス
    9.BURST
    10.if〜灰とダイヤモンド〜

  • 2ndシングル『真夏の扉』発売

    1994.06.15


    【収録曲】
    1.真夏の扉
    (TBS系テレビアニメ「ヤマトタケル」オープニング ・テーマ )
    2.LIFE~遠い空の下で~

    プロデュースは土屋昌巳

    REVIEW

    6月15日にはセカンド・シングル『真夏の扉』をリリースすることが決定した。カップリングナンバーは『LIFE~遠い空の下で~』で、両方の曲ともに、作詞・作曲TAKURO、そして編曲はGLAYと、なんと土屋昌巳の共同作業によるものだ。このことからも、グレイに秘められた可能性が、どれほど大きいものかわかるだろう。さらにこれらシングル曲のオリジナル・バージョンを収録しているアルバム『灰とダイヤモンド』も爆発的なセールスを記録中だ!!今、GLAYから目が離せない。
    ロッキンf


    プラチナムレコードのトップ・バッターをつとめたGLAYのメジャー第2弾シングル。軽快なロックにストリングス、ピアノのカラフルな彩りを加えた重層的なサウンドが決まり、メロディーはキャッチーで、ゆとりのあるハスキーボイスが心地よい。2曲目はトリッキーなサウンドと荒削りさがミックスされ、バンドの幅の広さを示している。
    GIGS

    EPISODE

    土屋昌巳 80年代前半に活躍したバンド、一風堂リーダー。「すみれSeptember Love」の大ヒットで知られる。一風堂解散後は、ロンドン在住。坂本龍一、JAPANらの作品に参加。ワールドワイドな活躍をする。90年代前半は、BLANKY JET CITY、藤井フミヤらをプロデュース。2001年に佐久間正英、屋敷豪太らと結成したThe d.p.eでGLAY EXPO 2001 in KYUSHUに参加。ラストの『I'm in Love』でGLAYと同じステージに立った。
  • メジャーデビューライブ HAPPY SWING開催

    1994.07.31

    メジャーデビュー後初のライブを渋谷ON AIR WESTにて実施。
    チケットは発売開始2時間でSOLD OUT)

    INFORMATION

    SET LIST
    1. HAPPY SWING
    2. 彼女の“Modern…”
    3. LOVE SLAVE
    4. リグレット
    5. 千ノナイフガ胸ヲ刺ス
    6. LIFE
    7. INNOCENCE
    8. TWO BELL SILENCE
    9. LADY CLOSE
    10. 真夏の扉
    11. KISSIN' NOISE
     アンコール
    1. RAIN(アコースティック・バージョン)
    2. GONE WITH THE WIND
    3. BURST

    REVIEW

    会場に着いて、まず驚いたのが人の多さ。まさに超満員の状態でGLAYの人気と、彼らに対する期待の程がはっきりと伺える客の入りだった。
    熱気渦巻く中SEが流れ、青いライトの交錯するステージ上にメンバーが登場すると場内は騒然となり、、オープニングからすごい盛り上がりを見せる。それに応えるGLAYは全員黒のスーツという洒落た衣装でノリの良いナンバーを立て続けに演奏する。
    メンバー全員ステージ映えのするルックスで存在感があるが、特にボーカルのTERUには華がある。華麗な雰囲気で絵になるステージング、ひたむきなボーカルスタイル、堂に入ったMC等、カリスマ性も充分だ。ソリッドなサウンドでカッティング主体のTAKUROは大らかにステージを行き来し客席にアピール。一方あくまでクールにギタリスト然としたHISASHIはウォームなトーンでメロディアスなソロを聴かせる。そして、派手に動き回るタイプではないのに存在感抜群のJIROは、強力なピッキングとズ太いベースサウンドでバンドのボトムをしっかりと支える。
     これらの強い個性が、ぶつかり合うことなくGLAYというフィルターを通して一つになっているところが彼等の最大の魅力だろう。(略)
     GLAYのライブは熱くスリリングで「絶対に見て損はしない」と、胸を張って言えるものだった。是非多くの人に体験して欲しいと思う(特に男性)。いつまでも女性のものにしておくには惜しいバンドである。
    GIGS

    MEMBER'S COMMENT

    --まずは昨日のライブの感想から
    TERU「RAINを聴いて初めて来てくれるお客さんが結構いると思ったんですよ。メジャー一発目だし、そういう人たちをどこまで乗せられるんだろうっていう不安がすごくあった。でも、実際やってみて、いい感触がすごくありましたね。」
    HISASHI「男のファンがすごく増えていたし」
    --自分たちのライブに、あれだけ人が入ったのも初めて?
    TAKURO「そうですね。今年の2月1日が初めてのワンマンだったのかな。そのときに300人規模だったのが、一気に倍になったのは、やっぱり単純に嬉しいです。」
    --結構ライブには慣れてるなって感じがしましたけど、これまでライブは 数的にかなりやってるの?
    JIRO「やってますね。1年くらい前だと、月に4~5本とか当たり前だったし。でも、その当時はお客さんを取るぞ!っていう意気込みはあったけど、1本1本に対する気合にはかけていた部分が多少あったかもしれない。今は1本1本が重要ですからね。」

    EPISODE

    公式には、GLAY名義でのデビュー後初ライブとされているこの日だが、実は5月30日に下北沢タウンホールに出演していた。

    --デビュー後初のライブはオンエア・ウエストだったよね。
    HISASHI「ほんとはね、下北沢タウンホール(笑)。」
    TAKURO「あの、俺とTOKIさん(KIL=SLADE)で考えてた、ツアーをやってCD作って最後はホールでライブやろうっていう企画があったのね。それがツアーの途中でデビューの話が来て、俺たちLA行っちゃったんだよね。でも自分たちで企画したからさ、事務所とかレコード会社とかまったく関係ないところで、ケジメとして出ようかなっていう感じで。だからほんと公ではないよね。」
    アリーナ37℃


  • 『灰とダイヤモンドTOUR』スタート

    1994.09.26

    9月26日より『灰とダイヤモンドTOUR』スタート。

    初の全国ツアーを全国13ケ所にて行う。
    全13公演で 4000人を動員。

    スケジュール
    9月
    26日 京都ミューズホール
    27日 尼崎ビブレホール
    29日 岡山ペパーランド
    30日 広島ネオポリスホール
    10月
     3日 サロンキティ松山
     5日 福岡DRUM BE-1
     9日 金沢VANVAN V4
    10日 新潟CLUB JUNK BOX
    12日 仙台ビーブ・ベースメントシアター
    14日 札幌ペニーレーン24
    17日 函館・金森ホール
    20日 帯広REVEL
    21日 北見オニオンスタジオ

    INFORMATION

    SET LIST(尼崎ビブレホール)
    1. 彼女の“Modern…”
    2. REGRET
    3. 千ノナイフガ胸ヲ刺ス
    4. JUNK ART
    5. 真夏の扉
    6. GONE WITH THE WIND
    7. LIFE
    8. INNOCENCE
    9. TWO BELL SILENCE
    10. LADY CLOSE
    11. LOVE SLAVE
    12. KISSIN' NOISE
     アンコール
    1. HAPPY SWING
    2. BURST

    REVIEW

    関西では7月にインディーズタイトル“THE灰とダイヤモンド”というバンド名でシークレットギグを行ったGLAY。2度目のライブとなる今回は「HAPPY SWING」そして3rdシングル「彼女の“Modern…”」とアップナンバーでスタート。彼らが得意とするポップロックのサウンドが続く中、中盤で見せたミディアム調の「LIFE」「INNOCENCE」は、ギターのリフ、ドラムのタムを印象的に使い、幻想的に幻惑的なイメージをかき立てられる。また9曲目に演奏された「REGRET」は5人のメンバーが、それぞれ勝手に遊んでいて、それでいて一つにまとまっているというアンサンブルの妙を見事に披露。特にツインギターの音質、カッティングのセンスがきらりと光った。
    「11月24日にWO'HOLで演ります。みんな気合を入れてついてこい」とTERUのMCで一気に弾けた彼等の異なる個性がぶつかり合ったライブだった。
    Lマガジン 
    ----------------------------------------------------------------------

    故郷函館で凱旋コンサート
    「帰ってきたぜ!」「おかえりなさい」おー、このアットホームな雰囲気。そーです、3年ぶりにGLAYが地元・函館の金森ホールに帰ってきたのです。「俺とTAKUROでGLAYを結成してもう6年。ここでは高校生のときからライブをやらせてもらってました。」とTERU。ホント、みんな懐かしそう。さて、ライブの方はというと、とーぜん大盛り上がり。会場は酸欠状態で、最前列の女の子が運び出され、TAKUROまでも倒れてしまった。でも、気合でアンコールに応え、予定外のアンコールでは、この日誕生日のJIROをステージ上で祝った。メンバーにとってもファンにとっても忘れられない特別な夜になったに違いない。

    MEMBER'S COMMENT

    --ところで今回は地元の函館でもライブがあったんですよね。
    TAKURO「やっぱり函館はちょっと異質ですよね。それこそ手放しで喜んでくれるっていう空気がありますけど、なんか照れ臭いものはありましたけど。で、たまたまその日がJIROの誕生日だったんで、前の日からケーキを内緒で仕込んであって、ファンの人たち全員に協力してもらったんですよ。アンコールまでは“オメデトウ”って言うなよって。メンバー自らがそのビラをまいたという(笑)」
    JIRO 「俺、本当に何も知らなくてね。その日のステージ上でね、TERUってよくメンバー紹介忘れるから、耳元でね、メンバー紹介してね、ついでに俺の誕生日のことも喋ってって言ったんですよ(笑)。ところがメンバー紹介はするんだけど、俺の誕生日のことは一言も言ってくれないんですよね。だから、やっぱり仕事の場だしなぁ、とか思って(笑)。でもその後でやられちゃいました(笑)。」
    アリーナ37℃
    ----------------------------------------------------------------------
    JIRO 「10月17日は俺の誕生日で函館でライブだったんです。2回目のアンコールの時に、ドラムから始まる曲なのに“彼女のModern…”と言った瞬間にドラムが入ってこなくて、パッと後ろを観たらハッピーバースデーのSEが流れて、ケーキが出てきたんです。俺、感激して泣いてしまいました。」
    SHOXX
    ----------------------------------------------------------------------

  • AIR-G'にて初のレギュラー番組「GLAY in FM ROCK KIDS」(毎週土曜日26:00~28:00放送)スタート

    1994.10.01

    AIR-G'(FM 北海道)で初のレギュラー番組
    「GLAY in FM ROCK KIDS」 (毎週土曜日 26:00~28:00放送)スタート

    REVIEW

    AIR-Gの深夜番組でパーソナリティ 軽快トーク
    映画「ヤマトタケル」の主題歌「RAIN」でデビューした函館出身の4人グループGLAYが10月からAIR-G深夜番組「FMロックキッズ」(土、深夜2時-同4時)のパーソナリティを担当している。出演メンバーは週によって流動的だが、おしゃべりは全員が得意とあって毎回本領を発揮しているようだ。
    道新スポーツ
  • AIR-G主催ライブイベント『FM ROCK KIDS祭り』(北海道厚生年金会館)に参加

    1994.10.23

  • 3rdシングル『彼女の“Modern…”』リリース

    1994.11.16

    3rdシングル『彼女の“Modern…”』をリリース。
    C/W INNOCENCE

    この作品よりプロデュースは佐久間正英氏に。

    REVIEW

    早くもメジャーで第3弾となるシングルがリリースされる。すでに発売されているシングル作品より、激しさを増し、スピード感溢れるタテノリの曲だ。シングルしか聴いていない人には驚きのある人もいるかもしれないが、カップリングの曲も含めて、このシングルを聴いた時、さらなるGLAYの可能性を秘めた姿勢が伺えるだろう。
    FOOL'S MATE

    MEMBER'S COMMENT

    --3rdシングル『彼女の“Modern…”』が発売されるわけだけど
    TAKURO「実はですね、『彼女の“Modern…”』は俺の中ではすげぇハード・コア中のコア曲なんですよ。」
    --どこがハード・コアなんだよ、こんなポップな曲!(笑)
    JIRO「TAKUROは最初持ってきたとき“アンダーグラウンドな香りのする危険な曲だよ”って言ってたんですよ(笑)」
    HISASHI「TAKUROがマジな顔して聞くんですよ。“なぁ、『彼女の“Modern…”』ってそんなってそんなにポップか?”“どポップだよ”って(笑)」
    パチパチROCK'N'ROLL


    --次のツアーの間に3枚目のシングルが出るんですよね。
    TAKURO「『RAIN』がキャッチーなバラード、『真夏の扉』が、バンドサウンドを意識した明るいビートの曲。次はもうダークなコアな曲で行こう。『彼女の“Modern…”』どうだ!っていう(笑)。そういう流れを自分の中では作っているんですけど、みんなはどう解釈しているんだろう・・・」
    HISASHI「スーパーポップな曲だと思う。」
    JIRO「リズムと歌のからみ具合が面白い曲だよね。前2作とは、また違った感じで。」
    HSIASHI「『灰とダイヤモンド』にもこの曲は入ってるんですけど、評判もいいし、全国の人に聴いて欲しいって思ってるんですよ。」
    --今回、新しくレコーディングし直してますよね。録った時期が違うとやっぱり曲が違う。ヴォーカルにしても曲の入り込み方が違ってるし。
    JIRO「僕もそう思います。前だと落ち着いたシャレた感じだったのをタイトに、それでいてグルーブを出そうって考えていたんですけど、今回はスピード感重視でどこまでグルーブを出せるかっていうのを根本に置いたんです。」
    --だから勢いが違いますよね。
    TERU「ヴォーカルも、やっぱり自分のビートを出していきたいっていうのがりますからね。バックのビートとヴォーカルのビートが重なって、また違ううねりが出るんだよね。そういうのはやっぱり出したかったから」
    TAKURO「『彼女の“Modern…”』で前へ前へと行っちゃった分を、カップリングの『INNOCENCE』で引き戻してるっていう(笑)」
    --あれは新しい曲なんですか?
    TAKURO「作ったのは17~18歳くらい。別々の曲の断片だったんですけど、それを合わせた時にすごい力を持ったなって自分で思ったんで。今のGLAYがいちばん伝えなきゃいけないことのような気もしたし。」
    TERU「自分の気持ちの入り方も、その曲を歌っていた当時に戻ったような気がした。その時の気持ちに、今の気持ちをプラスしたような。だから自分では懐かしさを出してみたというのはありますね。」
    TAKURO「この曲はGLAYの作る音楽は何年立っても色あせないっていうのをすごく象徴してると思うんですよ。音楽的に未熟だった頃のメロディーなのに、5年たった今でも恥ずかしくなく出せるっていうところにすごくGLAYらしさがあるんじゃないかなって。サビの部分の歌詞もそのままだし。」
    B-PASS

    EPISODE

    ☆当初9月21日発売の予定が11月16日に延期に。

    ☆インディーズアルバム「灰とダイヤモンド」に収録された曲を録り直した。